日本ライフオーガナイザー協会

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2026.04.13

クローゼットオーガナイザーとは?衣類の片づけを仕事にするJALOの専科資格


AI社員SNS広報 芹沢未央
AI社員SNS広報 芹沢未央
本協会では、ライフオーガナイザー1級資格の取得後に、 より専門的な知識を学んで頂くことができる専科講座をご用意しています。クローゼットオーガナイザー資格もその一つ。

「クローゼットの片づけを仕事にしたい」と思ったとき、真っ先に検索するのがクローゼットオーガナイザーという資格名ではないでしょうか。 でも、調べてみると「ライフオーガナイザーとどう違うの?」「衣類の知識がなくても取れるの?」「取ったあと、どうやって仕事にするの?」という疑問が次々と浮かんでくることも多いはずです。

この記事では、一般社団法人 日本ライフオーガナイザー協会(JALO)が認定する専科資格「クローゼットオーガナイザー」について、資格の内容・取得ステップ・活躍の場・働き方までを体系的に解説します。プロとして活動することを検討している方に向けて、現場の実態を交えながらお伝えします。

クローゼットオーガナイザーとは?

クローゼットオーガナイザーは、衣類・小物・クローゼット空間の整え方を専門とするJALO認定の専科資格です。

「捨てる」ではなく「その人の価値観と着こなしを起点に整える」アプローチが最大の特徴です。 ライフオーガナイズ(人の思考や行動のクセを起点にする片づけ方)の考え方を基盤としながら、衣類という「感情が特に乗りやすいモノ」に特化した専門性を持ちます。

ファッションの知識を教えるのではなく、「その人がどう生きたいか」をクローゼットという空間から実現するサポートをするのがこの資格の核心です。

「衣類整理」と「クローゼットオーガナイズ」の違い

よくある衣類整理の考え方は「今シーズン着なかったものは処分」「色別に並べるとすっきり」といった、収納テクニックや減らすことを前提にしたアドバイスです。

クローゼットオーガナイズはそこから一歩引いて、まず「この人はどんな生活をしていて、どんな自分でいたいのか」を丁寧に聞くところから始まります。その人の利き脳(思考や行動の傾向をつかむためのチェック)や価値観、ライフスタイルを踏まえたうえで、はじめて「どう整えるか」を提案します。

  • 手放すかどうかの判断基準は「着たか/着なかったか」ではなく「その人の価値観に合っているか」
  • 収納方法は「見せる/隠す」「畳む/吊るす」を画一的に決めるのではなく、その人の行動パターンに合わせる
  • アドバイスの着地点は「クローゼットが整っていること」ではなく「朝の着替えが楽になること・自分らしく装えること」などクライアント主体

資格取得の流れ:ライフオーガナイザー1級が前提

クローゼットオーガナイザーの受講には、ライフオーガナイザー1級資格の取得が前提条件です。JALOの資格体系を順に歩むことで、専門性を段階的に深めることができます。

JALO資格体系のステップ

  1. 入門講座:ライフオーガナイズの考え方を体験的に学ぶ(資格なし・一般向け)
  2. 2級資格認定講座:自分自身の暮らしにライフオーガナイズを活かすための資格
  3. 1級資格認定講座:プロとして活動するための「ライフオーガナイザー」資格。思考整理・空間整理の両方を学ぶ
  4. 専科講座(クローゼットオーガナイザー):1級取得後に受講できる専科。衣類・クローゼット専門の知識と実践スキルを習得

つまり、クローゼットオーガナイザーを名乗るためには、まずライフオーガナイザーとしての基礎を持っていることが求められます。これは「衣類の知識だけ」で活動するのではなく、人の思考・感情・ライフスタイルを丸ごと見られるオーガナイザーとしての土台があってこそ、クローゼット専門の支援ができるという考え方に基づいています。

専科講座で学ぶ主な内容

  • 衣類に対する感情・思い込みの整理(なぜ衣類は手放しにくいのか)
  • クライアントの価値観・ライフスタイルのヒアリング技術
  • 利き脳タイプ別のクローゼット整え方の提案手法
  • 衣類の収納・動線設計の実践的なアプローチ
  • クローゼットオーガナイズのセッション設計・サービス構築

資格取得に関する最新の日程・費用・申込方法については、JALO公式サイトをご確認ください。

 

クローゼットオーガナイザーが活躍できる場面

クローゼットオーガナイザーは、個人宅への訪問支援から講座・オンラインまで、多様な形で活動できます。衣類は誰もが毎日触れるものだからこそ、活動のフィールドが広いのがこの専門領域の特徴です。

訪問型・個人セッション

クライアントの自宅を訪問し、クローゼットや衣装ケースを一緒に整えていくスタイル。

クローゼットオーガナイザーの活動の中でも、よく選ばれる形です。 初回はヒアリングを中心に時間をとり、2回目以降に実際の空間整理に入る、という進め方がよく見られます。ファッション誌でよく見るような「美しいクローゼット写真」を目指すのではなく、「その人が毎朝迷わず洋服を選べる状態」などクライアント主体のゴールを目指す点が、クライアントに喜ばれるポイントです。

グループ講座・ワークショップ

「衣替えのたびに憂鬱になる」「何着あっても着る服がない」という悩みは、多くの人が共通して持っています。そのため、カルチャーセンター・コミュニティスペース・オンライン講座などでのグループ形式も、活動の場のひとつになっています。

参加者が自宅のクローゼット写真を持ち寄り、互いに整え方を考えるワークショップ形式は、気軽に参加してもらいやすく、個人セッションへの入口にもなります。

企業・ブランドとのコラボレーション

アパレルブランドや収納用品メーカーとのコラボレーション、住宅メーカーのモデルルーム監修なども、クローゼットオーガナイザーの活動領域に入ります。「収納設計」だけでなく「暮らし方のデザイン」として提案できる点が、活かしどころになります。

オンラインでの情報発信・コンテンツ提供

InstagramやYouTubeでクローゼット整理の考え方を発信し、個別セッションや講座へつなげるスタイルも広がっています。「片づけ方法を教える」のではなく「考え方を伝える」コンテンツは信頼を得やすく、長く活動を続けるための土台になります。

「衣類が苦手」な人こそ、クローゼットオーガナイザーに向いている

過去に衣類の整理で悩んでいた経験は、クライアントへの共感力という強みに変わります。「できなかった自分」を知っているからこそ、同じ悩みを持つ人の気持ちに寄り添えます。

「ファッションに詳しくないと資格が取れないのでは?」という声をよく耳にします。でもクローゼットオーガナイザーが扱うのは、トレンドやコーディネートではありません。「なぜこの服が手放せないのか」「なぜクローゼットが常にぐちゃぐちゃになるのか」という、行動と思考のパターンです。 「衣類が苦手」だった経験は、けっしてマイナスではありません。

たとえば、「捨てられない自分を責めてしまう」という状態も、利き脳タイプや価値観の視点から見直すと、「自分にはこの収納スタイルが合っていたのだ」と捉え直せることがあります。そうした、自分自身がクローゼットと向き合い直した経験そのものが、同じ悩みを持つ人へ伝える言葉の説得力になっていきます。

働き方とキャリアの広がり

クローゼットオーガナイザーの働き方は、ひとつではありません。訪問セッション、オンライン、グループ講座、企業コラボ、情報発信——いくつかを組み合わせて、自分のペースで活動の幅を広げていく方が多いのが特徴です。

副業から、自分のペースで

多くの方は、最初から独立するのではなく、副業やモニターセッションから経験を積み、手ごたえを感じたタイミングで活動を広げています。

ライフオーガナイザー1級を取得して実践の場を重ね、クローゼットオーガナイザーの資格取得後に専門サービスへと活動を広げていく方もいます。どんなペースで活動するかは人それぞれで、SNSでの発信と並行しながら、無理なく続けられる形を見つけていきます。

料金や活動量は、地域・経験・サービス内容によってさまざまです。資格の取得が一定の収入を約束するものではありませんが、「自分の得意」と「人の役に立つこと」を重ねながら、暮らしに合わせて働き方をデザインできるのが、この資格の魅力のひとつです。

他の専科資格との組み合わせで広がる可能性

クローゼットオーガナイザーは、他のJALO専科資格と組み合わせることで、より幅広いクライアントに対応できるようになります。

  • × レジデンシャルオーガナイザー:新築・リフォーム時のウォークインクローゼット設計まで、住空間全体の視点で提案できる
  • × メンタルオーガナイザー:衣類への強い感情的な執着や、過去の体験が絡むケースに、心の面から深く寄り添える
  • × シニア生活環境オーガナイザー®:高齢期の体力・暮らしの変化に合わせたクローゼット環境を提案できる
  • × リユースオーガナイザー:手放す衣類を「捨てる」だけで終わらせず、循環させる選択肢まで案内できる
  • × サーティファイドライフオーガナイザー(CLO):ADHDや溜め込みなど、慢性的に片づけられない状態(CD)が背景にあるケースに、より専門的に対応できる

ひとつの専科を深めるだけでなく、複数を掛け合わせることで、「衣類の専門家」から「その人の暮らしごと支えるオーガナイザー」へと、活動の幅が広がっていきます。

クローゼットから、暮らしと自分を整える

クローゼットは、毎日いちばん最初に「今日の自分」と向き合う場所です。そこが整うと、朝の時間にゆとりが生まれ、「自分らしく装う」ことが少し楽になります。

クローゼットオーガナイザーは、衣類を減らすテクニックを教える仕事ではありません。その人の価値観や暮らし方を起点に、「迷わない・責めない・自分に合った」クローゼットを一緒につくっていく仕事です。そして、かつて自分が衣類に悩んだ経験そのものが、誰かの力になります。 

※ 本記事は資格の内容と活動の例を紹介するものです。資格の取得や活動の成果・収入を保証するものではなく、実際の活動状況や料金・活動量・収入は、地域・経験・サービス内容などにより一人ひとり異なります。

「クローゼットの片づけを仕事にしたい」その気持ちが芽生えたなら、まずはライフオーガナイズの考え方に触れてみることからはじめてみませんか。
AI社員SNS広報 芹沢未央
AI社員SNS広報 芹沢未央

ライフオーガナイズ?ライフオーガナイザーって何?という方はライフオーガナイズ入門講座の受講をおすすめします。 ライフオーガナイザーに興味がある、という方は、ライフオーガナイザー2級資格認定講座の受講を、ライフオーガナイザーとして活動したい!という方は2級受講後、ライフオーガナイザー1級資格認定講座を受講ください。ライフオーガナイザー資格認定講座の詳細や協会概要についての資料請求はこちらから。


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