日本人初！慢性的に片づけられない状態に挑戦する研究機関である米国の団体ICDの難関資格CPO-CD®に認定されました

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2023.10.07

プロとして知っておきたいことライフオーガナイザー紹介

日本人初！慢性的に片づけられない状態に挑戦する研究機関である米国の団体ICDの難関資格CPO-CD®に認定されました

代表理事髙原真由美

CLOプログラムディレクターの吉村あきこさんが慢性的に片づけられない状態に挑戦する研究機関である米国の団体ICDの難関資格、CPO-CD®に認定されました！もちろん日本人初ですし当協会としても快挙な出来事です。

代表理事髙原真由美

なにそれ？？という方に詳しくご紹介したいと思います。ということで、ここからは対談形式にて。もともとCLOプログラム（米国ICDのプログラム）に興味をもったきっかけから伺っていきましょう。

はい。教育大学出身なのですが、特別支援教育の授業で「やればできるが当たり前ではない」ことを学びました。
自分自身も片づけや整理収納の必要性を感じて資格取得で学んだ時に、理論だけ学んでもできないことや続けられないことがあったんですね。

ライフオーガナイズの「その人に合ったやり方」「思考の整理」という言葉に惹かれてウェブサイトを見たときに、片づけと脳の関係が学べるCLOプログラムの案内ページを見つけて、私が学びたいのはこれだ！とビビっときました。

吉村あきこ

代表理事髙原真由美

CLOプログラムに限りませんが、学び続ける必要がある深く濃いプログラムって結構ハードルが高いと思うのですが、それでもチャレンジしようと思った理由ってありますか？

ライフオーガナイザー資格取得時に勤めていた会社では、情報システム部に所属しパソコンや備品管理の仕事をしていたんですね。
ゲーム開発系の会社でグッズ大好きな社員さんやデスクに書類の山脈を築いている方、物に独自のこだわりがある方がいて理論的な手法ではうまくいかないと思うことが多々あったんです。（笑）

1級取得直後からCLOプログラムを学んでいたことで役に立った知識がたくさんあったので、会社を辞めた後も自分はこの方向性で仕事をした方が長く楽しく働けそうと思い、学び続けています。

吉村あきこ

代表理事髙原真由美

私が言うのもなんですが、ライフオーガナイザー1級資格とは比較にならないくらいCPO-CD®って難易度も高いし、時間とさらに結構な費用がかかるじゃないですか。

ですね。（苦笑）
まずプログラムの総所要時間は約20ヶ月 200時間以上です。（2022年1月〜2023年9月）
内容としては、
オリエンテーション参加（1時間）
メンターとのミーティング（1時間×18回）
ボランティア活動
スペシャリスト資格を3つ以上取得する
調査・レポート作成
必読書を読む
など。
費用は申込時のprogram feeが 3,400ドル、最終のPeer Reviewが 100ドルでした。そのほか、必読書やレポート作成のための参考書籍の購入費用がかかりました。

CPO-CD®資格は3年更新なので、また3年後の更新に向けて奉仕活動等をしていきます。

吉村あきこ

代表理事髙原真由美

CPO-CD®プログラム受講中、大変だったこと、心が折れそうになったことってありますか？

はい！それはもう。（苦笑）
ほぼ毎月セッションがあり、量が多かったり内容が難しい課題が出る時もあったので、日々の現場作業や業務との時間調整が一番大変でした。

プログラムメンターとのセッションはプロボノの通訳者に同時通訳に入っていただいたので心強かったのですが、資料の作成は自分で翻訳をしていたので、翻訳前のレポートの作成だけでなく伝えたいように翻訳できているのかが悩ましく難しかったです。
それは翻訳ツールのDeepLやChatGPTのおかげでなんとか乗り切りました。

吉村あきこ

代表理事髙原真由美

無事認定された感想はいかがでしょうか。

今は終わった感触が薄く認定された実感はまだありません。日本人初のCPO-CD®ということで今後の取り組みについて考えている最中です。まずは日本でCLOが増えるように活動していきたいです。

吉村あきこ

代表理事髙原真由美

2019年のフロリダ州オーランドでのICDカンファレンスから4年。あっきー（吉村さんの愛称）がCPO-CD®に認定され、私も非常に嬉しいです！
では最後にCLOプログラムの魅力を熱く語ってください！

同じプログラムを受講していても、経験によって感じるところが変わるところが魅力の1つです。

現場を経験する前は意味がよくわからなかったことが、現場に出るようになるとある日突然「そういうことだったのか！」と点と点が結びつくことがありました。現場で難しい状況に遭遇する前に知っておいてよかったこともたくさんありました。
一度受講して終わりではなく何度も受講できるところ、新しい情報を学べること、勉強会等で仲間と情報共有ができるところがCLOプログラム（ICDプログラム）の魅力です。

吉村あきこ

代表理事髙原真由美

当協会設立当初より非常に重要視しているプログラムで、もっと多くのライフオーガナイザーたちに興味を持ってもらいたいと思っています。また今後は当協会以外の片づけ収納のプロにも知って頂ける機会も作りたいですね。

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