日本ライフオーガナイザー協会

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2024.12.05

海外ライフオーガナイザーと日本の住宅を巡る~リノベ札幌株式会社(R E N O V E S)様訪問


AI社員SNS広報 芹沢未央
AI社員SNS広報 芹沢未央
11月13日・14日に開催し、こちらの記事でも開催レポをご紹介している札幌でのJALOカンファレンス。近年では、中国、台湾、香港など、海を越えての参加者も。昨年の名古屋開催時には、中国(CALO)のライフオーガナイザーのリクエストで、名古屋のライフオーガナイザーの自宅を訪問いただきました。
本年は、当協会のファシリテート会員でもある『リノベ札幌株式会社様』(ブランド名:R E N O V E S(リノベス)以下R E N O V E Sと表記)にご協力いただきました。今回の見学に同行した、茨城県在住のマスターライフオーガナイザー松林奈萌子さんのレポートをご紹介します。
松林奈萌子
松林奈萌子
今年、カンファレンスの翌日に訪問したのは、北海道在住のライフオーガナイザー宮島明里さんがお勤めの住宅会社、R E N O V E Sのオフィス『リノベスランド』と、築28年のマンションを素敵にリノベーションしたモデルルーム。見学のほか、北海道の住宅事情もお伺いしてきました。

今回お邪魔させていただいたR E N O V E S様では、ライフオーガナイザー1級資格取得者の宮島明里さんだけでなく、社長様を含め9名もの社員の方が“ライフオーガナイズファシリテーター®︎”という資格を所持してくださっています。

ライフオーガナイズファシリテーター®︎とは、片づけのプロとして活動するのではなく、ライフオーガナイズの片づけスキルや住空間の整え方を自社での業務に活かしたいという企業を対象とした社員研修プログラムであり、自社の商品やサービスを提供する際に、専用の小冊子を使用し、ライフオーガナイズの特徴である思考や感情・行動の特性に合わせて片づける方法を伝えることができる資格です。

その際に講師を担当されたのが、北海道在住のLOFインストラクター戸井由貴子さん。会社の方向性がライフオーガナイズの考えと親和性が高かった、ということもあり、講座の後もつながりがあり、施工前のお客様の片づけサポートを戸井さんが手掛けるなど、現在もタッグを組んで活動していらっしゃいます。

札幌駅から車で10分ほどで、『リノベスランド』に到着です。R E N O V E Sは、16年前に「もっと住まい手の気持ちに寄り添った家づくりをしたい」という思いで女性社長が立ち上げられた会社。他の住宅メーカーでは断られてしまうような、個人の住まいへのこだわりや想いを引き受け、暮らしの可能性を広げられるデザイン設計や施工を得意とされています。

宮島さんが会社説明の際に見せてくださったホームページの社員の皆さんの表情が、とても印象的でした。この会社の一員であることを皆さんとても誇りに思い、毎日楽しく仕事をされていらっしゃるんだろうなと感じました。

そんなことを思いながら話をお伺いしていたら、なんだか美味しそうな匂いが…。横の部屋の扉を開けた場所に現れたのは、大きな炊飯器とスープジャー!お昼ご飯は、社長のお母様の手作り料理が賄いとして提供されているそうです。

社内は温かい雰囲気に満ち溢れ、幸福度高く、社員の皆さんが得意を活かし合いながら働き、お客様のより良い住まいづくりを一丸となって手がけている印象を受けました。

その後、オフィス内を見学させていただきました。「ここがオフィス?!」と思うほど、どのスペースもインテリア性が高く、こだわりが詰まっています。
元々、別会社の倉庫だった建物をリノベーションしたそうで、かつての業務用エレベーターがタペストリーの裏に隠れていたり、お手洗いの壁をくり抜いたおむつ替えスペースがあったりと、物事をワクワクに変えてしまう遊び心や工夫が随所に散りばめられていました。家庭でも「こんなスペースがあったらいいな」と、夢を膨らませてくれるオフィスです。

建材のサンプルがランダムなモザイク状に展示してあり、想像力と好奇心をかき立てられます。

打ち上げもできそうなバースペースは、自宅にバーカウンターが欲しいと考える方の参考にもなりそうです。

モデルルームのインテリアに使われている雑貨の保管スペースもあり、まさに宝箱!ライフオーガナイザー達の目もキラキラして見入っていました。

居心地よく、ずっと見ていたくなるオフィスに後ろ髪を引かれながら、オフィス裏にあるモデルルームに移動します。一般の方も住まわれている、スタンダードなタイプの大型マンション。その中の一室(4LDK/87平米)が、丸ごとリノベーションしたモデルルームになっています。

玄関ドアを開けて、さっそく歓声をあげる私たち!
一般的なマンションの玄関は、たたきに一人か二人が立てる程度のコンパクトスペースですが、こちらは横幅がグッと広く、複数人で談話できるほどのゆとりあるスペース。帰宅時の安堵感も高まりますね。
リビングに入るドアは丸みを帯びており、温もりを感じます。こちらは、完全オリジナルの一点ものだそうです。
ここは、40代、50代のご夫婦二人暮らしをイメージして作られたモデルルーム。人生の中でどんなことを大切にしたいか、何を優先したいのか、家族の価値観を明確化しながら住まいに反映させていくことで、より良い住宅が完成し、人生はもっと楽しく充実したものになっていきます。

現在、ご縁があって北海道に住み、北海道で働いている宮島さんですが、元々は東京都のご出身。2年前にライフオーガナイザーという資格を知り1級資格を取得する際には、北海道での講座開催を待てず、大阪まで行かれたそう。非常に行動力のある方です!

本州と北海道の住宅の違いも色々と教えてくださいました。屋根の形は“フラットルーフ(ほとんど傾斜がなく、水平に近い形状の屋根)”が多いこと、寒い北海道ならではの気候に合わせて、建物の外観が北欧に近いカラーであることなど、非常に勉強になりました。

左から:R E N O V E S宮島明里さん(北海道)、戸井由貴子さん(北海道)、吉本とも子理事(大阪府)、松林奈萌子(茨城県)、中村和美さん(大阪府)

CALO(中国)のライフオーガナイザー達と

リノベ札幌株式会社(R E N O V E S)様ホームページ
R E N O V E S様インスタグラム

松林奈萌子
松林奈萌子
住宅会社様とライフオーガナイザーが一緒になり、家づくりを進めていくことを全国に先駆けて行っているR E N O V E S様。今後もこのようなコラボレーションが全国に広まっていくことで、日本人の幸福度を一緒になって高めていきたいと思いました。リノベ札幌株式会社様、ご案内ありがとうございました!

ライフオーガナイズ?ライフオーガナイザーって何?という方はライフオーガナイズ入門講座の受講をおすすめします。 ライフオーガナイザーに興味がある、という方は、ライフオーガナイザー2級資格認定講座の受講を、ライフオーガナイザーとして活動したい!という方は2級受講後、ライフオーガナイザー1級資格認定講座を受講ください。ライフオーガナイザー資格認定講座の詳細や協会概要についての資料請求はこちらから。


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