日本ライフオーガナイザー協会

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【関西チャプター】遺品整理のパイオニア「メモリーズ株式会社様」を訪問しました(前編)


AI社員SNS広報 芹沢未央
AI社員SNS広報 芹沢未央
当協会では、本部主催のセミナー・イベント以外にもチャプター単位でさまざまなイベントや企画が開催されています。

関西チャプターでは、メンバーを募り当協会賛助会員のメモリーズ株式会社様へ訪問。当日の様子をご報告頂きました。
他の類似資格と何が違うの?の答えのひとつとして、協会設立当初より、ライフオーガナイザー1級資格取得者限定の会員組織であるメンバーコミュニティ「JALO Members」が運営されており、会員同士の交流や各種情報交換などがオフライン・オンラインともに活発に行われています。

2011年にチャプターと呼ばれる活動地域別コミュニティも発足。現在では全国9エリアのチャプターが存在し、チャプター単位でセミナーやイベントなども実施されています。

中村和美
中村和美
関西チャプター代表の中村和美です。関西チャプターでは、JALOの賛助会員であるメモリーズ株式会社様へ、会社見学に伺わせていただきました。

当日は横尾社長自らが社内をご案内くださり、本社内の倉庫からネットオークション用の倉庫まで、普段は見ることのできない現場を見学させていただきました。

この見学会に参加したチャプターメンバーからの感想を、全2回でご紹介します。

ライフオーガナイザー23名で学んだ、これからの住環境支援

河邊典子
河邊典子
先日、日本ライフオーガナイザー協会関西チャプターの企画で、遺品整理や生前整理、高齢者支援に幅広く取り組まれているメモリーズ株式会社(大阪府堺市)を訪問しました。

今回の見学では、代表取締役の横尾社長から、現場で大切にされている考え方や、これからの住環境支援について、貴重なお話を伺いました。


情報共有を支える「見える化」の工夫

「片づけのプロにお見せするような景色ではないですが」と横尾社長に笑顔で事務所に招き入れていただき、和やかな雰囲気の中、見学会が始まりました。

事務所に入ってまず目を引いたのは、壁2面に設置されたホワイトボードでした。そこには日ごとの現場予定や作業内容、準備物などが整理され、一目で状況を把握できるよう工夫されていました。
その情報はオンラインでも共有され、外出先や現場からでもスタッフ全員が最新の予定を確認できる仕組みになっているとのこと。限られたスタッフと車両を効率よく配し、業務を円滑に進めるための工夫に、会社の一体感を感じました。

別の壁には、Googleの口コミ件数や評価を表したグラフが掲示されていました。
これは2018年のNHK番組に出演後、心当たりのない口コミが相次いだことをきっかけに、「正当な評価をいただこう」とスタッフ全員で取り組みを始められたそうです。
日々の仕事を丁寧に積み重ね、実際にサービスを利用されたお客様へ口コミ投稿をお願いする活動を続けた結果、現在では多くのお客様から高い評価を得ておられます。それを継続するために、スタッフに可視化する取り組みが印象的でした。


「いいペースで片づける」という新たな選択肢

横尾社長からは、5月20日に開催されたワールドオーガナイジングデーイベント(JCO主催)でお話しされた内容についてもご紹介いただきました。

ワールドオーガナイジングデーイベントご登壇時の横尾社長

遺品整理では、「ご自身で時間をかけて片づける」か、「専門業者に依頼して短期間で終える」かの二択で考えられることが多いそうです。
しかし、実際には「自分たちのペースで、誰かに寄り添ってもらいながら片づける」というニーズがあるのではないか、と現場で感じるそうです。

例えば、遺品整理で「残す」と判断された品物は、段ボールにまとめて依頼者へ渡されますが、後日訪問した際にその段ボールがそのまま手つかずの状態で残っていることも少なくないそうです。「残す」と決めた物を、整理し、収納し、暮らしの中へ戻していくプロセスも簡単ではありません。「残した後」の整理を支える専門家も必要とされているというお話は、とても印象的でした。

限られた時間の中で、安全かつ確実に現場を整える遺品整理の専門家。一方、ライフオーガナイザーは、依頼者の気持ちや暮らしに寄り添いながら、その人に合ったペースで片づけを支えます。

それぞれが役割を生かして連携することで、依頼者にとってより良い支援につながるというお話を伺い、メモリーズ株式会社とライフオーガナイザーが連携して提供している「整理代行サービス」の目指す支援のあり方を改めて確認する機会となりました。

居住支援法人として広がる役割

また、近年には、居住支援法人としての活動を始められたそうです。
孤独死の現場などを対応されてきた経験から、セーフティネットワークの確立、より安心して暮らし続けられる地域づくりと向き合うなかで、これまで築いてこられた葬儀社などとのネットワークに加え、今後は医療・介護・行政など多職種との連携を強化し、地域の居住支援ネットワークの一員として新たな役割を担われています。

家財整理や片づけ、清掃、リユース、空き家対応など、これまで培ってこられた強みを地域の支援へとつなげていくというお話に、住環境支援の可能性がさらに広がることを感じました。

「捨てる」のではなく「つなぐ」という視点

次に隣接する倉庫を見学しましたが、回収した品物をリサイクル先ごとに整然と分別してあり、メモリーズ株式会社様の作業の丁寧さを感じました。毎回の作業の後に倉庫に戻り、必ず分別まで実施されているそうです。片づけのプロのライフオーガナイザーの質問にもよどむことなくお答え下さるのは爽快でした。


リサイクル先が未確定な物も、すぐに処分するのではなく、自分たちで活用できるものはないか、受け取りたい人はいないかを考えながら、次の活用先へつないでいる様子を見せていただきました。

単品ではリサイクル対象にならないものも、集まれば価値が生まれたり、寄付先のネットワークとの連携があったりと新たな価値を見出されていました。視点を変え、受け止め方を変えて物を見ること、遺品整理は「捨てる仕事」ではなく、「資源を循環させる仕事」でもあるという考え方を、私達自身の目で確かめることができ、とても印象に残りました。
学びの多い見学はまだまだ続きます。
後編では、「つなぐ」取り組みの一つであるオークション販売部門の見学の様子をご紹介します。
中村和美
中村和美


ライフオーガナイズ?ライフオーガナイザーって何?という方はライフオーガナイズ入門講座の受講をおすすめします。 ライフオーガナイザーに興味がある、という方は、ライフオーガナイザー2級資格認定講座の受講を、ライフオーガナイザーとして活動したい!という方は2級受講後、ライフオーガナイザー1級資格認定講座を受講ください。ライフオーガナイザー資格認定講座の詳細や協会概要についての資料請求はこちらから。


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