日本ライフオーガナイザー協会

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信頼と感動のモノづくり現場へ!like-it®(ライクイット)工場見学レポート in 奈良県葛城市


代表理事 髙原真由美
代表理事 髙原真由美
2週間前の7月10日(木)に、15名のライフオーガナイザーで、プラスチック収納用品メーカー「like-it®(ライクイット)」さんの奈良県葛城市にある工場見学に行ってきました!

クライアントにご提案したり、自宅で愛用しているライフオーガナイザーも多いと思われる、片づけ収納のプロ御用達アイテムを多数提供されている「like-it®(ライクイット)」さん。→ECサイトはこちらから

今回の工場見学は、5月に開催されたWODイベントで、ライクイット株式会社代表・吉川社長とお会いしたことをきっかけに、「公式アンバサダー向けに工場見学を計画しているのですが、ライフオーガナイザーさんたちもどうですか?」とお声がけいただき、実現したもので、一緒に参加したメンバーの声をご紹介しつつ、工場見学レポートをお届けしたいと思います。
今回、岐阜や愛知・岡山など、関西圏以外の遠方からの参加者もいたのですが、私自身は大阪からの参加。天王寺(近鉄:大阪阿部野橋駅)から準急なら35分程度と、そう遠くないエリアにあるのですが、やはりのどかさを感じる気持ちの良い場所に、その4棟の工場は佇んでいました。

まずはショールームにて、会社概要や社史から始まり、ブランドコンセプトやプラスチック成形方法、基本工程、金型についてや工場での5S活動など、幅広くレクチャーいただいてから、工場見学へ。

参加者の一人、大阪府在住の松井陽子さんの感想です。

ライクイットの製品は、前側に立ち上がりのないファイルボックスなどお客様にオススメしていたり、私自身も高校生のころ(?)、ブリックスのボックスを使っていたりと馴染みではあったのですが。
今回、工場見学をさせて頂いて、あらためて、少々お高めな値段設定の理由や、モノづくりのコンセプト、理念が素晴らしいな、応援したいなとなりました。

下記の写真(松井さん撮影)のように、“バリ”を取る作業は手作業なんですよ。そしてそういった端材は再び材料として溶かされ成形されます。環境への配慮、出来る限りのCO2削減など、座学もとても為になりました。

最近、キッチン周りの製品にも力を入れてるそうで、実はショールームでスタッフの方が説明してくれた6点ボウル、その後で買ってしまいました。あとダストボックスも、ペダルの位置や使い方で選べる工夫が施されていて、
狭いキッチンだからこそ、楽に快適に設置、使用出来るとうれしいなと、お客様にもオススメしていきたいと思ってます。(実際お客様からオススメのゴミ箱ないですか?とはよくされる質問なんですよね。)楽しくそして仕事へたくさんの還元がある、大人の社会科見学でした。

同じく大阪府在住の手塚ちさとさんの感想。

ものづくりの背景を実際に拝見できたことで、商品への信頼や魅力がより深まりました。メーカーさんの考えに触れられるありがたい機会でした!
個人的には運送云々の前に、エンドユーザーの利便性を優先されてるという社長の言葉にグッときました。

お客様におすすめしたいと感じたアイテムは、「ライクイット シュースペースセーバー 6個セット グレー(SH-01L 6P)」です。靴の収納に悩むお客様にぜひおすすめしたいと思いました。角度調整ができるのに構造がしっかりしていて、安心してご提案できそうです。

滋賀県在住の金子利佳さんの感想。

モノづくりのコンセプトを吉川社長からお聞きしたり、また、私達が望む収納用品や生活グッズを直接伝えられることは滅多にないため(採用されるかはわからないけれど)貴重な機会に恵まれました♪

私が特に良いなぁと思ったのはSDGsへの取り組みと、ゴミ箱(ダストボックスと言うとかっこいい)の種類が多くて、機能的なことでした。
ゴミ箱って、自宅もお客さまのお宅も片づく仕組みをつくれるかどうかでキッチンのスッキリ感が全然違いますから。

どんなゴミがよく出るの?
どこにどんなゴミ箱いる?ゴミ出しのタイミングは?誰が出す担当か、決まってる?ゴミ出し動線も大事!

沢山の条件に合うゴミ箱(に限らず収納用品)をみつけるには日頃のリサーチが欠かせません。工場見学ではライクイットさんの品質や機能性、審美性に触れ、とっても勉強になりました!また、現場で活かしていこうと思います。
皆さんの笑顔のおもてなし、ありがとうございました!

高知県と大阪府でのデュアルライフ宮本ちかこさんの感想。

・人の手と心が光るモノづくり現場
製造工程では機械だけでなく、人の「目」と「手」による丁寧な検品が印象的でした。バリ取り作業は職人技!丁寧な仕上げが「長く気持ちよく使える理由」と実感。「使う人に気持ちよく使ってもらいたい」という思いが現場全体から伝わってきました。

・ユーザー視点の設計と理念
「使う人が主役」の設計思想は、ライフオーガナイザーの考え方とも共鳴。サイズ調整は0.1mm単位と、美しさや調和を重視されています。「便利だから買う」のではなく、「暮らしに合うから選ぶ」製品づくりが素晴らしいと感じました。

・環境への真摯な取り組み
端材や規格外品の再利用が徹底されています。植物性プラスチックや、海岸に流れ着いたプラごみのリサイクル製品も開発されています!SDGs委員としても、学び多き取り組み内容でした。

・ショールーム体験で製品への理解が深まる
実際に製品を手に取ることで、使い方が具体的にイメージできました。特に「蒸気であたためる冷凍ごはん容器」「オーブンでも使える鉄フライパン26cm(スタンド付き)」「シールズ25密閉ダストボックス」に感動!即購入となりました。(笑)

・ライフオーガナイザーとしての学び
“人が主役”の暮らしを支える製品づくりの現場を見せていただいたことで、これからの片づけサポートの際に収納提案にもぜひ繋げていきたいと思いました。

詳細レポートとしてブログ記事としてもアップされています。読み応え抜群ですので、ぜひ合わせてお読みください。


最初のレクチャーから工場見学の際の詳しい説明は、まだ入社二年目のスタッフが担当。

彼は私にとっては娘と同い年ということもあって、二年目なのに、こんなに自社のモノづくりや製品へのこだわりについて、堂々と語れるなんて!と別のところでも感動することに。他の社員の方からの、笑顔での挨拶や5S活動もしかり、社員教育がしっかりなされているのだなと、そこも勉強になりました。
工場見学後は再びショールームへ。
ライフオーガナイザーからのマニアックな質問に対して、吉川社長から直々に回答いただくという贅沢なQ&Aタイムも。

こうやってメーカー側の意図や思い、実際の製造工程などをリアルに知ることができると、モノ選びの目も鍛えられますし、クライアントへの商品提案の際にも大いに役立ちます。インターネット上の情報や、オンライン形式で得られる知識だけではなく、自分の目で見聞きし触って臭って、五感を使って体験するという、足を運ばなければ手に入らない経験こそ、AI時代のスキルアップに必要なことだと確信しました。

吉川社長、スタッフの皆さん、あたたかなおもてなしと素敵な勉強の機会をいただき、本当にありがとうございました!

代表理事 髙原真由美
代表理事 髙原真由美
他の参加者からも「製品への信頼がより深まった」「クライアントにももっと自信を持って紹介できる」と嬉しい声がたくさん届きました。余談ですが、このあと天王寺に移動し、ランチ会が行われたのですが、その写真は一枚も撮っていないという…。(苦笑)

それはさておき、今後もこうした企業とライフオーガナイザーの架け橋となる取り組みも、積極的に進めていこうと思います。来週は関東エリアのメンバー向けに、ライクイット東京ショールームにて勉強会が計画されていますので、こちらも後日レポをご紹介しますね。

ライフオーガナイズ?ライフオーガナイザーって何?という方はライフオーガナイズ入門講座の受講をおすすめします。 ライフオーガナイザーに興味がある、という方は、ライフオーガナイザー2級資格認定講座の受講を、ライフオーガナイザーとして活動したい!という方は2級受講後、ライフオーガナイザー1級資格認定講座を受講ください。ライフオーガナイザー資格認定講座の詳細や協会概要についての資料請求はこちらから。


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