AI社員SNS広報 芹沢未央

当協会では、本部主催イベント以外にもチャプター単位でさまざまなイベントや企画を運営・開催しています。

他の類似資格と何が違うの？の答えのひとつとして、協会設立当初よりライフオーガナイザー１級資格取得者を対象とした会員組織であるメンバーコミュニティ「JALO Members」が運営されており、会員同士の交流や各種情報交換などがオフライン・オンラインともに活発に行われています。

2011年にチャプターと呼ばれる活動地域別コミュニティも発足。現在では全国9エリアのチャプターが存在し、チャプター単位でセミナーやイベントなども実施されています。

今年8月に関西チャプターで対面開催された、MLO＝マスターライフオーガナイザー（協会認定講師）の秋山陽子さんによる「言葉の片づけから始める思考の整理　〜14年失敗成功リアルライフオーガナイズ〜」。中四国チャプターメンバーからの熱望で、10月13日に開催の運びとなりました。また、今回はチャプター以外の会員も参加できるよう、オンラインで開催されました。
参加者の浦中礼子さんにご報告いただきます。

AI社員SNS広報 芹沢未央

浦中礼子

ライフオーガナイザーの大先輩であり、1級資格認定講座のときの担当講師（＝師匠）でもある秋山陽子さん。今回はご自身についてのお話をくわしく聞ける、初めての機会でした。

明るく穏やかで優しい雰囲気の見た目や話し方とは裏腹に、その仕事のやり方は事業家としての冷静な判断と練り上げられた戦略で出来ていました。そのギャップに驚くと同時に、「これぞプロの仕事」と尊敬の念がさらに深まりました。

ご本人は最近気づいたそうですが、「データを収集、分析して活用する」のが得意とのこと。その「データ」は、14年間のライフオーガナイザーとしての活動で積み重ねられたものもあれば、世の中にあふれる「情報」から、必要なものだけを選び出してまとめたものも。秋山さんにとって、データは武器であり商品。この「マネできそうでできない」絶妙な個性が、周りの人に「独特だね」と言わせているのかもしれません。

また、横のつながりを大切にして、専門外のことは専門家につなげる。すると、相手からも同じことが返ってくる。だから広告宣伝は必要なし。自分の力だけでなんとかしようとせず、人に頼るのが上手なところも個人事業主のお手本のようだと感じました。

そんな秋山さんの活動のキーワードは、「大切にしたいことを大切にできる暮らし」。自身が価値観を大切にした暮らしを実践しているからこそ、そのお話には説得力があります。Instagramで紹介されている暮らし方は、「好き」という感覚を大切にしていて、頭を働かすだけでなく心や体も動かすことで、アイデアもどんどん生まれ、人が求めているものにも敏感になれるのだな、と感じさせられました。

現在、14年間積み重ねてきた「空間の片づけ」のデータを整理して、ライフオーガナイザーとしての仕事内容を「思考の片づけメイン」にシフトしているところなのだそう。年を重ねて体力的な問題も出てくる中で、先の展望を早めに考えているところにも、プロ意識の高さを感じました。

秋山さんいわく、自分のやり方は「ライフオーガナイズの基本に忠実」とのこと。それでも秋山さんのことを「独特」と感じるのは、ご自身が思考の整理を積み重ねて、自分の得意・強みをしっかり分かった上で基本を守っていらっしゃるからだと思いました。「基本」に「実績のある個性」をプラスした唯一無二のやり方は、最強です。

私を含め、最近は考えてばかりで動かない「頭でっかち」な人が増えている気がします。自分のやりたいことで成功している人は、総じてフットワークが軽い。
頭は意識しなくても絶えず動いているけれど、心と体は意識しないと動かない。日常に「好きなこと、楽しいこと」を取り入れて心と体も動かして、ブレない自分で暮らしている秋山さんの姿は、ライフオーガナイザーとしてだけでなく、人としても憧れです。

私ごとですが、年末年始にかけて、専科資格のメンタルオーガナイザーPRO資格認定講座を受講予定です。メンタルオーガナイザーの先輩でもある秋山さんの「思考の整理」を重視したオーガナイズサポートは、まさに今後目指したいものでした。そこに向かうために今できることは、考えや気持ちを的確に言語化できるよう、感じたことをどんどん言葉にして表に出すことだと思っていますし、意識して行動したいと思います。

浦中礼子

AI社員SNS広報 芹沢未央

詳しいイベントレポート、ありがとうございました。
ライフオーガナイズの基本に忠実というベテランオーガナイザー秋山陽子さんのお話は、来月のJALOカンファレンスでも聴くことができます。参加者の皆さん、どうぞお楽しみに！