AI社員SNS広報 芹沢未央

日本ライフオーガナイザー協会には、さまざまなコミュニティがあります。そのひとつが、2021年に発足したSDGs委員会。SDGsに興味のある全国各地の有志メンバーで構成され、定期ミーティングで活動報告や情報共有をしています。

そのSDGs委員会の中でも同じ興味を持つメンバーで集まるいくつかの“部活動”があり、「エシカル料理部」もその中のひとつ。今回は、エシカル料理部のインスタライブについて、メンバーの山田由乃さんにレポート頂きました。

山田由乃

エシカル料理部の主な活動内容は、メンバーそれぞれが、自宅の食材保存・使い切り方法や時短レシピのシェアなどを通じ、食品ロス削減に取り組むことです。そんなエシカル消費に対する取り組みを楽しく分かりやすく広めていこうと、2024年は月1回のインスタライブをすることにしています。

SDGs委員会内のエシカル料理部メンバーは、現在、うえむら智子（長野県）、西川明美（静岡県）、日名由香（岡山県）、福田麻美（大阪府）、星川裕美（山形県）、山田由乃（神奈川県）の6名。インスタライブは、毎月1回15分ほど、メンバーが持ち回りで配信しています。

とある回のトークテーマは、『料理に使う粉類』についてでした。
この回のインスタライブメンバーは、日名・福田・星川・山田の4名。まず「自宅で常備している調味料を除く粉の種類と、その保存場所や保存容器、保存方法」を紹介しました。

私、山田の常備している粉類は、薄力粉、パン粉、片栗粉、ベーキングパウダー、重曹の5種類。パッケージの袋のままクリップ留めし、フタが無い保存容器に入れて、冷蔵庫内の最上段に保管しています。

星川さんは、薄力粉、片栗粉、パン粉ですが、量が多くて冷蔵庫には入りきらないそう。縦長の保存容器に移し替えたり、ときにはパッケージの袋のまま、キッチンの手が届きやすいところに常温保管しているそうです。

福田さんは、薄力粉、片栗粉、お好み焼き粉、たこ焼き粉、ホットケーキミックス。

そして日名さんは、薄力粉、片栗粉、お好み焼き粉を常備。2人とも、使っている保存容器の違いこそありますが、冷蔵庫保存をしているそうです。

同じような粉でも、保存場所や容器、保存方法がそれぞれ違うことに、発見や気づきがありました。たった4人でも、違いが生まれるものですね。さらに、自宅で余りがちな粉を消費するための工夫についての話にもなりました。
「夫が買ってきた強力粉を使い切れずに困っている」と相談したのですが、星川さんから「以前、余った強力粉を薄力粉と混ぜて、から揚げを作る際に使ったところ、カラッとして美味しかったです！余ったベーキングパウダーと合わせて、ピザ生地にするのもオススメですよ！」といった耳寄り情報が！なかなか減らなかった強力粉が、これでやっと使えそうです。

福田さんは「わが家ではたこ焼き粉があまりがちなんです。思考の整理をして、たこ焼き粉を使うときを思い浮かべてみると、子どもからのリクエストがあったときや、家に人が集まるときに使う、イベント感が強い粉だと感じました。一回に使う量が少ないので、使う機会を意識して増やしていきたい」とのこと。使う頻度やタイミングを考えることで、購入する際の量はどれくらいが適切なのかを考えることもでき、せっかく買ったのに使いきれなかった！ということもなくなりそうです。

また、日名さんは「常備するお好み焼き粉を使う際は、一気に使ってたくさん焼いて、出来上がったものを冷凍保存することで、粉を余らせないようにしている」との話も。自宅でつくったお好み焼きも冷凍していいんだ！と目からうろこでした。子どものおやつなど、ちょっとした食べ物が欲しいタイミングにすぐに食べられるのも良いですよね。

インスタライブの視聴者からは「粉はその都度使い切るように努力している」、「たこ焼き粉やお好み焼き粉は余りがちなので、米粉で代用している」というコメントも頂きました。
単純に“粉”といっても、それぞれの家庭で使う種類やタイミング、購入する量など、まったく違うことに新たな発見がありました。ライフオーガナイザー同士でも、ふだんなかなか聞けない話が聞けたり、インスタライブ視聴者からの興味深いコメントもあったりと、あっという間の15分でした。

次回のインスタライブは6月20日(木)12:30から。テーマは「賞味期限について」です。お昼休みの15分間、ぜひご覧ください！
取り上げて欲しい食材やテーマなどのリクエストもお待ちしています！新規部員の入部も大歓迎♪
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山田由乃