【合格者の声】複雑な片づけの悩みに寄り添うプロへ。CDスペシャリスト試験合格者

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2025.12.11

【合格者の声】複雑な片づけの悩みに寄り添うプロへ。CDスペシャリスト試験合格者

吉村あきこ

CLOプログラムディレクターの吉村あきこです。
脳の特性により慢性的に片づけられない人をサポートするための専門的な知識を得られる専科講座CLO資格認定プログラムでは年に1回スペシャリスト試験を開催しています。見事合格された3名のライフオーガナイザーの声をお届けします。

＜CLO資格認定プログラムとは、 ADHD（注意欠如・多動症）・自閉スペクトラム症・ホーディングと呼ばれる溜め込み癖・脳の機能障がい等を一因として、慢性的に片づけられず日常生活に支障をきたしている状態（Chronic Disorganization＝CD状態）の方のサポートに必要となる専門的な知識と技術を継続的に学ぶプログラムです。＞

日本で提供しているプログラムは、CD分野・ADHD分野・Hoarding分野・Aging分野の4分野があり、分野ごとにスペシャリスト試験が行われます。CLOへの第一歩となるのが、このCDスペシャリスト試験です。米国ICD（Institute for Challenging Disorganization）との提携カリキュラムに基づき、以下のような知識を学びます。

慢性的に片づけられないとは？

先日行われた感ファレンスに参加しし、レベル1修了・スペシャリスト試験合格者には懇親会で修了証授与式を行いました。

今回、試験に合格された3名のライフオーガナイザーに、受験のきっかけや学びの手応えを伺いました。

CLO資格認定プログラム詳細はこちら

鳥取在住の尾上今日子さんは、シニア生活環境オーガナイザーであり、死後事務手続きと片づけをサポートされています。

尾上今日子

CDスペシャリストの学びを通して、CD状態は特別な人だけのものではなく、誰でも環境やライフステージの変化によって陥る可能性がある身近な状態だと理解できた点が収穫でした。空間の片づけを通して表層では見えにくい、クライアントの思考や学習様式といった内側をよく観察し、事実と感情を分けて捉える必要性も学びました。試験勉強では動画で全体像をつかみ、テキストやサブテキストを行きつ戻りつしながら理解していったイメージ。多様な手法・アプローチを知ることで、現場での対応に自信が持てる気がします。

群馬県在住の清水優佳さんは、全国対応で訪問片づけ・オンラインサポートと精力的に活動しています。

今回のスペシャリスト試験の学習は、自分自身への理解とクライアント支援の両面で深い体験となりました。講座内容は自分へもクライアントへも即実践に役立つ納得感のある学びばかりでした。講座から気付いた自分の特性・学習様式に合わせた勉強法を試し、生まれて初めて計画的に学習を進められたことは大きな成功体験となりました。この経験と得られた知識を活かし、クライアント一人ひとりの特性に寄り添ったちょうどいい環境づくりと実行支援を続けていきたいです。

清水優佳

大阪・高知在住の宮本ちかこさんは、二拠点で活動しながら協会認定講師としても活動しています。

宮本ちかこ

試験準備は、ひと月前までに動画視聴を終え、課題本も2〜3回読み返して理解を深めました。短期間で追い込むというより、こまめに気長に勉強するスタイルで進めたことで、章ごとの学習問題にも落ち着いて取り組め、出題傾向もつかめたように思います。試験はテキスト全体からまんべんなく出題され、合格ラインが8割のため最後まで気が抜けませんでしたが、計画的に準備することが大切だと感じました。

CLOプログラムでは、単に空間を整えるだけでなく、脳の特性（ADHDなど）、心理的要因、身体的状況などを深く理解し、クライアント一人ひとりの特性に合わせた中長期的なサポート法を学び続けています。

吉村あきこ

合格された皆様、本当におめでとうございます！ JALOでは、これからも専門性を磨き続けるライフオーガナイザーを全力でバックアップしてまいります。
「もっと深く学びたい」「プロとして一歩踏み出したい」という方は、ぜひCLOプログラムの詳細をチェックしてみてくださいね。

ライフオーガナイズ？ライフオーガナイザーって何？という方はライフオーガナイズ入門講座の受講をおすすめします。ライフオーガナイザーに興味がある、という方は、ライフオーガナイザー2級資格認定講座の受講を、ライフオーガナイザーとして活動したい！という方は2級受講後、ライフオーガナイザー1級資格認定講座を受講ください。
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