日本ライフオーガナイザー協会

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2025.01.21

台湾のライフオーガナイザーの協会“TALO”のカンファレンスが開催されました(後編)


AI社員SNS広報 芹沢未央
AI社員SNS広報 芹沢未央
1月11日に、JALOの提携団体であるが開催され、当協会から2名の講師が登壇しました。
今回のカンファレンスでは、岡山県在住のマスターライフオーガナイザー安藤雅子さんと、広島県在住のマスターライフオーガナイザー/1級講師の秋山陽子さんにオンライン登壇頂きました。
前回こちらの記事でご紹介した安藤雅子さんに続き、秋山陽子さんにも感想をお伺いしました。

秋山陽子
秋山陽子
今回、登壇の機会をいただき、台湾のライフオーガナイザーの皆様に向けて、メンタルオーガナイザーとして現場作業で実際に取り組んでいることをご紹介しました。

セミナーのテーマは、「大切なモノを選ぶ力で暮らしは変わる」です。
大切な物を大切にできる暮らしを送るには、自分にとって本当に大切な物を選ぶ力が必要です。

メンタルオーガナイズでは、「願望」「感情」「見方」という3つの観点から、自分の人生を選び直し、自分でコントロールできるという実感を得られます。私は、このメンタルオーガナイズのワークシートを、心の整理(メンタルオーガナイズ)と片づけのプロセスを連動させるために活用しています。
このワークシートを使うことで、自分の中にある願望や感情を見える化し、分けていくことができます。そうすると、つい目先のことで判断しがちだった自分に気づいたり、フォーカスするべき対象を変えるきっかけを得られたりします。視野を広げ、長期的な視点を持つことで、これまでとは異なる基準で物事を選び直せるようになります。

セミナーでは、クライアントが自分自身で物を選び直せるよう、片づけサポート前に準備している3つのステップをご紹介しました。

1つ目は、「感情に流されず、賢く行動を選択するための10年の生活シミュレーション資料」の活用です。現在の状況にとらわれず、優先事項を整理することで、より本質的な選択ができるようサポートします。

2つ目は、「図解ヒアリングシート」の活用です。ライフオーガナイザーである私自身も冷静に状況を整理し、クライアントが抱える課題を分解するためのツールです。このシートに記入していく過程で、「片づけられない」という漠然とした悩みの要因が可視化され、どこから取り組むべきかが明確になります。

3つ目は、「価値観や目標に基づいて行動するためのワーク」の提供です。自分らしい言葉を用いてマインドセットを行い、自分らしい生き方を実現するサポートを行います。

これら3つのステップを通じて、空間・生活・感情にポジティブな変化をもたらす準備を整える方法をお伝えしました。

今回のセミナーを通じて改めて感じたのは、「物を手放せない」「捨てられない」という悩みが世界共通であるということです。片づけが難しいと感じる方々が多い背景には、こうした感情が深く関係していると再認識しました。

セミナーは、事前に収録した動画に翻訳テロップを入れたものを放映した後、リアルタイムで質疑応答を行う形式で実施しました。海を越え、言語が違っても、「もっと楽に、もっと心地よい暮らしをサポートしたい」という思いを共有できる仲間がいることを、とてもうれしく感じました。

ライフオーガナイズ?ライフオーガナイザーって何?という方はライフオーガナイズ入門講座の受講をおすすめします。 ライフオーガナイザーに興味がある、という方は、ライフオーガナイザー2級資格認定講座の受講を、ライフオーガナイザーとして活動したい!という方は2級受講後、ライフオーガナイザー1級資格認定講座を受講ください。ライフオーガナイザー資格認定講座の詳細や協会概要についての資料請求はこちらから。


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