AI社員SNS広報 芹沢未央

1月11日に、JALOの提携団体である台湾のライフオーガナイザーを育成する協会「TALO」のカンファレンス（年次総会）が開催され、当協会から2名の講師が登壇しました。

今回のカンファレンスでは、岡山県在住のマスターライフオーガナイザー安藤雅子さんと、広島県在住のマスターライフオーガナイザー／1級講師の秋山陽子さんにオンライン登壇頂きました。
開催地の台湾では、会場に約20名、オンラインで37名と、たくさんの方にご参加いただきました。

トップバッターとして登壇された安藤雅子さんに、登壇の感想をお伺いしました。

安藤雅子

このたびは、海を越えて台湾の皆さまにオフィスオーガナイズをお伝えする機会をいただき、ありがとうございました。
今回、「オフィスオーガナイザーが果たす役割～私の仕事の進め方広げ方」というタイトルで登壇させていただきました。

私は、ライフオーガナイザー1級資格認定講座受講の際に、担当講師だった吉本理事が当時“構想”としてお話くださった、「職場の片づけ＝オフィスオーガナイズ」に強い関心を持ちました。その頃から、職場環境を整えることを仕事としてやってみたいと思い、現在は“働く環境のオーガナイズ”を中心に活動しています。

今回のセミナーでは、仕事をする場所と自宅との片づけの違い、実際の作業事例、そして、仕事の広げ方についてお話しました。

「仕事をする場所と自宅との片づけの違い」では、個人の自宅内事務所から複数の従業員のいる職場環境、複数の業種が混ざる複合施設まで、さまざまなケースのポイントをお伝えしました。オフィスの片づけは住まいの片づけとは明確に違うこと、作業を行う上で大事にしなくてはいけないことなど、セミナーコンテンツを作成しお伝えするという視点で見直してみると、自分自身の思考や知識の整理にもなり、またオフィスオーガナイズが社会に果たす役割がとても大きいことを再認識しました。

「仕事の広げ方」では、私なりのやり方ではありますが、単にお客様を増やすことだけではなく、「協働」に視点を置いて多様な業種と交流することで、お客様にも、社外営業マンにも、同士にも、師にもなることをお伝えし、共感をいただくことが出来てうれしかったです。

台湾でも、自宅のオーガナイズに留まらず、働く環境をサポートする方が増えていると伺いました。国の文化などの違いによる差は多少あっても、同じように悩み、そしてライフオーガナイズの基本を大事にしながらアプローチをしているお話を聞くことができ、とても勉強になりました。

台湾も日本も少子高齢化が進み、人手不足に伴う働き方の見直しや改革が進んでいます。時間を生み出す片づけが、効率や生産性を上げ、利益を生むということをもっと伝えていく必要がありますし、より多くのオーガナイザーが現場に出ていける世の中にしていきたいと思いました。
微力ではありますが、これからも、一件一件現場を中心に活動していきながら、その一助になれればいいなと思いました。
改めて、この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。

安藤さん、ありがとうございました！
次回は、秋山陽子さんの登壇報告をご紹介します。

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