事務局 山口麻衣

協会会員向けオンラインスキルアッププログラム「JALOカレッジ2024」 5月講座の開催レポをお届けします。

LOの現場イメージトレーニング 初回訪問から作業完了までリアル現場実例ビフォー＆アフターというタイトルで、【現場作業】をテーマとしたプログラムです。

ファシリテーターを当協会代表理事高原真由美が担当、講師は協会認定講師であり、カジタク特別研修講師も担当する佐藤美香さんです。佐藤さんは講師活動のほか現場作業も多数請け負われている中で、南海プライウッド東京ショールームのスタッフチーフとしても活動されています。
またキッチンを中心とする時短家事、冷蔵庫収納を得意とし、著書「シコミーヌの手間を省いてやってる風　家族も巻き込む冷凍収納: 仕組みができれば あとはラクラク続いていく」も出版されています。この記事では事務局山口が、動画視聴にて講座を受講した感想をお届けします。

今回はタイトルの通り、初回のご依頼から作業完了までの現場作業のリアルな2件の実例を詳しくレクチャーいただいております。
それぞれ家族構成やお悩みも異なるケースで、まだ現場デビューされていない方はもちろん、ベテランの方も自分だったらどのように対応するだろう、と考えられたのではないでしょうか。

現場作業の経験年数が長くなると、ご依頼時に大まかな内容を聞いただけで大体の作業時間や概算が把握できるとのこと。
また事前にヒアリングした内容と初回訪問時では、相違が出てくるというケースも。お話しを聞いていて、現場経験を重ねていくことで、どんなことにも臨機応変に対応できる力が身についてくるのだなと感じました。

リアルな現場実例なので、お部屋全体の細かな部分のビフォー＆アフター写真も拝見しました。その枚数の多さにびっくり！
現状把握からご要望をヒアリングの上、お勧めの収納用品を各場所別にご提案、どのように配置するのか等もご提案書にまとめる。この細やかなサポートは片づけ作業の依頼がはじめての方でも安心してお願いできるだろうな、とお客様目線で見ていました。

私自身、昨年オンライン1級講座を受講し、課題で提案書を作成しました。慣れない提案書作成は正直すごく大変でした。その反面、こんなに手厚くサポートしているライフオーガナイザーってすごい！と感動しました。（私は事務局スタッフとして、普段は事務業務を担当しているため、正直現場作業の細かな内容までは把握できていませんでした。）課題である提案書を作成しながら、どのようにしたら家族は使いやすくなるだろう、と提出期限まで毎日のように考えていたことを思い出しました。現場に出られているオーガナイザーの皆様も、このようにお客様の事を真剣に考えサポートされているのか、と思うと更にライフオーガナイザーの仕事って素晴らしいなと感じたのを覚えています。

今回、こちらの記事でご紹介しました現場実例も紹介されました。→前編・中編・後編
新築収納プランニングサービスの事例です。
片づけに苦手意識がなかった奥様は「お金を払ってプロに依頼しなくても自分たちだけで問題ないのではないか」、とご依頼に消極的だったそうですが、作業終了後は「引越し後のストレスが０でした！」と非常に喜ばれたそうです。こうしてご家族の笑顔を見ることができるのは嬉しいですよね。

上記の事例は新築内装工事完成後のタイミングでのご依頼でしたが、通常の収納プランニングは、新築・リフォーム時に間取りを考える、図面作成前の段階からご依頼いただくとお役に立てるサービスが提供できるのでおすすめです。現在の住まいの物量を把握し、新居にどれくらい持っていくか、事前ヒアリングして設計段階からサポートいたします。

事務局 山口麻衣

今年のJALOカレッジ2024は現場作業をテーマとした回を増やしています。次回現場作業がテーマの回は7月、「現場認定トレーナープレゼンツ アシスタントからメインオーガナイザー、一人作業からチーム作業へ 現場力ステージアップセミナー」というテーマでお届けいたします。3月のビギナー向けの回の次の段階をレクチャーする内容のプログラムです。どうぞお楽しみに！