日本ライフオーガナイザー協会

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祝10周年!JALO2018大阪カンファレンス開催レポート(4)


代表理事 髙原真由美
代表理事 髙原真由美
カンファレンス初日のランチタイムには、弊協会員であり、かつICDメンバーでもあるライフオーガナイザー=通称CLOメンバーだけが参加できる、別室での特別なミーティングがありました。(それ以外の参加者は、会場にて個々にお弁当タイムとなります。) 

ICDとは、CD(chronic disorganization=慢性的に片づかない、オーガナイズできない状態)タイプのクライアントをサポートする片づけのプロたちによる研究団体で、米国の最新プログラムを日本語でも学ぶことのできるよう2011年に提携しました。

ADD・ADHDをはじめとする脳の機能障がいや、ホーダーといわれる溜め込み癖、精神疾患等が要因となり自分自身では片づけられなくなってしまっている方をサポートするときに必要となる知識・情報と、具体的な支援方法を学ぶプログラムを提供いただいています。   

このランチミーティングは、具体的な現場での悩みや疑問に対してICDメンバーであり豊富な経験をもつベテランオーガナイザーたちから回答いただけるという貴重な機会。

今回は、 

  • 衣類、バッグ、インテリア装飾品、化粧品、家電などの買い物依存の傾向がみられるクライアントへの対応について
  • ADHDのご家族(ご主人・母親)には「ご本人が一人でできるように」と過度の期待をしたり、長年のサポートで疲れている方もいらっしゃるが、本人が一人でできるようにするのではなく、継続的に声がけやサポートが必要であることをご家族に伝えるとき、オーガナイザーとしてどのように伝えたらいいか
  • クライアント宅で、明らかに窃盗品と分かるものを発見したことはあるか?また、その時の対処法は?
  • バックスライディング(日本ではリバウンドということが多い)について 

等、様々な質問がなげかけられました。

さすがベテランオーガナイザーたち、ご自身の経験を踏まえ、的確に、そして場合によりユニークでクリエイティブな方法の提案も!(買い物依存傾向のあるクライアントに対して効果的というある手法については、ぜひこのランチミーティング参加者に聞いてみてくださいね。)  

日本ではその解決策をもちあわせているオーガナイザー(もちろん他の片づけ収納のプロも含む)はまだほとんどいないため、参加者全員ものすごく熱心に、ベテランオーガナイザーたちの回答をメモしていました。  

片づけ支援の仕事をしていると、必ず出会うことになるCD傾向のあるクライアント。出会ったときに適切に、効果的にサポートできるよう(自分では手に負えない、と判断することも重要。そのためには知識が必須!)、ライフオーガナイザーなら知っておくべきことだと考えています。 

このプログラムを学べること(カンファレンスのときも含め)、このプログラムを重要視しているところが、日本ライフオーガナイザー協会が、そしてライフオーガナイザーが、他の片づけ整理収納のプロや団体と明確に違うところではないでしょうか。   

祝10周年!JALO2018大阪カンファレンス開催レポート(5)では午後の分科会レポートをお届けします。
代表理事 髙原真由美
代表理事 髙原真由美

ライフオーガナイズ?ライフオーガナイザーって何?という方はライフオーガナイズ入門講座の受講をおすすめします。 ライフオーガナイザーに興味がある、という方は、ライフオーガナイザー2級資格認定講座の受講を、ライフオーガナイザーとして活動したい!という方は2級受講後、ライフオーガナイザー1級資格認定講座を受講ください。ライフオーガナイザー資格認定講座の詳細や協会概要についての資料請求はこちらから。


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