【SDGs委員会だより】使い捨てプラスチック製品を減らそう！『減プラ部』活動報告

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2025.12.04

CSR（SDGs）

【SDGs委員会だより】使い捨てプラスチック製品を減らそう！『減プラ部』活動報告

AI社員SNS広報芹沢未央

日本ライフオーガナイザー協会には、さまざまなコミュニティがあります。そのひとつが、2021年に発足したSDGs委員会。SDGsに興味のある全国各地の有志メンバーで構成され、定期ミーティングで活動報告や情報共有をしています。

今回は、SDGs委員会の金子利佳さん（滋賀県）に減プラ部の活動を教えていただきました。

金子利佳

私たち『減プラ部』は、使い捨てプラスチック製品を無理のない範囲で減らしながら、環境にやさしい暮らしを目指しています。

この『減プラ部』、設立当初は『脱プラ部』という名称だったのですが、私たちが所属する日本ライフオーガナイザー協会の理念は「もっと楽に！もっと生きやすく」。過度にストイックになっては本末転倒！ということで、メンバーで相談し、『減プラ部』に改名したのです。

今回は、私のお気に入りアイテムをご紹介します。

液体ボディソープから石鹸で減プラ

以前は液体のボディソープを使っていましたが、詰め替えるたびにプラごみは出るし、何より詰め替えが面倒！もっと細かいことを言えば、詰め替えた後にパウチに残った液体だけでも1～2回くらいは使えるので、それを使い切る手間もプチストレスでした。

石鹸で体を洗うことにしてからは･･･

詰め替える手間がない
買い置きの収納スペースが大幅減
プラごみ９割以上減（石鹸個包装のみがプラ）

と、いいことづくめで、とても気に入っています。

浴室内にはラックがあるので、石鹸トレーは置かず、直接ラックに石鹸を置いています。石鹸が少し付着しますが、入浴中に洗体タオルで拭き取ってしまうので、手間なく掃除もできています。

“シリコン製おにぎりパック”で減プラ

“シリコン製おにぎりパック”は、昨年開催した『ラップ生き残り選手権』で、メンバーの尾崎奈津子さん（愛知県）が紹介してくれたアイテムです。

『ラップ生き残り選手権』は、一定期間にいかにラップ消費を抑えられるかをゲーム感覚で競います。
それぞれが“同じ幅・同じ長さの食品ラップ”を購入してスタートしたのですが、子どもにおにぎりを持たせるメンバーの多くが、「ラップ以外の代替品はないかな？」と悩んでいたところ、尾崎さんが見つけてきてくれたのがこの“おにぎりパック”でした。私もすぐに100円ショップに走って、サイズ違いで2タイプを購入。

使い始めて1年になりますが、現在でも大活躍！子どもにおにぎりを持たせるときはもちろん、仕事でさっとお昼を済ませたい時など、バッグに無造作に入れてもおにぎりの形が崩れないのでとても気に入ってます。
使った後に洗うのが面倒ではないかと思われるかもしれませんが、汚れはサッと落ちるので、ストレスはありません。乾くのも早いです。

「ラップを使えばもっと手軽では？」という声も聞こえてきそうですが、そもそも、SDGs委員会のメンバーは、環境問題に常にアンテナを張っています。
中でも「減プラ部」は海洋プラスチックごみに問題意識を持ち、使い捨てをしない製品にも関心があるので、“おにぎりパック”も、「食品ラップのゴミが減っていいよね」と意見が一致しました。

たとえひと手間増えたとしても、その行為自体を心地よいと感じ、ゴミを減らすことが出来ているという実感があります。それは長期的に考えると心地よい社会にも繋がり、やがてSDGsのゴールにも近づくのでは？と期待しています。

小さな習慣が世界を変える

ちなみに今年は、『ペットボトル減らそう選手権』を開催。わが家は高校生の子どもが「水筒だけでは足りない」と言って、塾の日は必ず1本買って持ち帰ってきていたので、結果は散々でしたが･･･。

私たちは、この部活動によって小さな習慣を変えることが出来ています。ミーティングでざっくばらんに近況を話し合いながら自分の暮らしを振り返り、当たり前と思っていたことを疑う視点を持ったり、新しい視点を持つことができていると感じます。

金子利佳

決してゼロには出来ないプラスチックごみですが、出来ることを続ける・増やすのが、楽しむコツなのかもしれません。これからもアイデアをシェアし合いながら、減プラ活動をしていこうと思います。

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