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大人になってからADHDと診断された人々(パネルディスカッション)〜同時通訳付きウェビナー

ライフオーガナイザー1級資格取得後、協会会員のみがさらなるスキルアップのために受講できる専科資格の1つに「CLO資格認定プログラム」があります。慢性的に片づけられない人をサポートするための専門的な知識を得られる専科講座で、米国の研究団体(ICD)の最新プログラムを日本語で学べる特別なものです。
受講開始すると、日本語に翻訳された40以上の動画・音声プログラムでは30年以上の試行錯誤から得られた確かな知見を学ぶことができます。両方を取り入れることで視野が広がり、柔軟な思考と確かなスキルが身につきます。
ICDがほぼ毎週開催しているウェビナーでは、現代のニーズやトレンドに対応した最新情報を効率的に吸収でき、即実践に生かすことができます。 現地のプログラムなのでもちろん英語ですが、月に1度、プロボノの通訳の方に入っていただき、日本語で学べます。
4月は「大人になってからADHDと診断された人々 – Late Diagnosed ADHD – Panel Discussion」を受講しました。
4名のパネリスト(画面右上から)Alison Lush、Katie Hoschouer、Alice Price、Carri A. LaCroix Panが自身の体験を通して様々な角度から大人のADHDについてシェアしてくれました。
【診断を受ける必要があると考えるようになったきっかけはなんですか?】
Carri:短期記憶の問題があり、ビジネスが成長する中でスケジュールの管理をすることが困難で、特に予定変更があるときに難しかった。
Katie:物忘れを薬とお酒で直そうとしていたが本当の自分の人生を取り戻そうと診断を受けることにした。
Alison:きっかけがあったわけではなかったが、子どもが29歳のときにADHDの診断を受けようとして検査を受け、自身も59歳のときに様々な検査を受け思考の速度が速いことを知った。
【いつからADHDではないかと感じていましたか?】
Katie:2024年のNAPOカンファレンスでADHDの体験をして「いつ診断されたのか?」と質問されて驚いた。自身の体験を振り返ってADHDの可能性を感じ診断を受けることにした。
Alison:自分はADHDだと疑っていなかった。心理学者に「ADHDの教育を受けた。自分は自閉症ではないか?(感情のコントロールが難しかったので)」と聞いたことがある。ICDの教育を受け始めてから自分自身の特性についても興味を持つようになった。
Carri:大学のときに行動の問題があるとルームメイトに言われた。次に働いていたときに同僚から人と行動が少し違うと言われた。そしてICDの学びを深めるなかで自分の特性に気づいていった。
【ADHDと診断されてどのような苦労がありましたか?どんな管理をしましたか?】
Alison:子どもの頃から感情のコントロールをするのが難しかった。「落ち着いて」とよく言われていた。社会的なルールに沿う・期待にこたえることは今も苦労している。薬やアルコールを辞め、良い食べ物を摂ることなどを気をつけている。子どもや夫のサポートもあり、ICDの教育やボディダブリングで管理している。
Carri:人と絆を感じたかった。自分が興味を持つものでないと退屈してしまう。忘れたくないものはメモパッドに記録をして忘れないようにしている。
Katie:ADHDの興味深いところは、興味があることにはスーパーパワーが生じること。やりたいことがあったらすぐに飛び込んで最後までやりとげます。集中してご飯を忘れることもあります。時々休憩するためにアラームをかけています。
【参加者に共有したいリソースはありますか?】
Alison:コミュニティです。ICDのコミュニティやクライアントとのコミュニティを作りました。自分に似たタイプの人もいるのでとても心強いです。
Katie:私自身がリソースです。様々なデジタルツールを使ってタスクやスケジュールの管理をしています。
その他、自分自身をオーガナイズするために行っていることなど盛りだくさんにシェアいただきました。
参加したメンバーのブログ記事をご紹介します
梅野真由美さん「ADHD診断は「ラベル」ではなく「レンズ」だった」

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