日本ライフオーガナイザー協会

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2024.06.03

「ホーディング」と「スクワラー」を知っていますか?片づけのプロなら知っておきたい慢性的に片づけられない方へのサポート法


吉村あきこ
吉村あきこ
CLOプログラムディレクターの吉村あきこです。CLO資格認定プログラム受講メンバー(ICD会員)のみが参加可能なICDウェビナーを受講しました。

ライフオーガナイザー1級資格取得後、協会会員のみがさらなるスキルアップのために受講できる専科資格の1つに「CLO資格認定プログラム」があります。慢性的に片づけられない人をサポートするための専門的な知識を得られる専科講座で、米国の研究団体(ICD)の最新プログラムを日本語で学べる特別なものです。

受講開始すると、日本語に翻訳された40以上の動画・音声プログラムの他、ICDがほぼ毎週開催しているウェビナーに参加することができ最新の情報や研究を学ぶ機会があります。 現地のプログラムなのでもちろん英語ですが、月に1度、プロボノの通訳の方に入っていただき、日本語で学べます。

5月のテーマは「Hoarding and Squalor (ホーディングとスクワラー)」でした。

講師は、認定プロフェッショナルオーガナイザー(CPO®:Certified Professional Organizer)のジェニファー・スナイダー氏です。夫婦で会社を共同経営しており、オーガナイズサービスの会社のオーナー、Discreet Clean Biohazard Cleaning Servicesのパートナーとたくさんの役割を持つ専門家です。

ホーディングは「ためこみ症」と訳され、物を過剰に溜め込むことが特徴です。他人から見ると価値がないように見える物を溜め込み、捨てることに強い抵抗を感じ、物で家が溢れてしまう状態が続きます。

スクワラーは物や空間への意識が低くなることにより掃除や整理が行われないことで物が溜まり、腐敗した食べ物やゴミや汚れが蓄積し不衛生な生活環境を指します。

物が大量に溜め込まれることで一見似たような状態ですが、ホーディングとスクワラーは異なる特徴と原因があります。

    ホーディングもスクワラーも、片づけ整理収納のプロの中でもまだまだ知られていません。物に価値を感じ溜め込むホーディングと、物への認識が低くなり環境維持への意欲が現象するスクワラーでは対応方法は異なります。

    今回のウェビナーではホーディングとスクワラーの違い、それぞれの対応方法の共通点・違いを学びました。どちらも状況によりオーガナイザーだけでは対応が難しく、医療や清掃業者との連携が必要です。

    ホーディングは物に思い入れがある場合が多く、クライアントの気持ちに理解を示しながら信頼関係を築き、徐々にオーガナイズを進めていくことが大事です。時間がかかる作業となります。

    スクワラーの場合は、不衛生な環境ということで健康問題が関係します。社会福祉や医療、コミュニティなど社会資源が関わり緊急な対応が迫られる場合が多いです。セルフネグレクト状態にある場合には介入を拒否されるケースもあります。敬意を払いながらも安全や健康を優先して作業を進める必要があります。

    物量が多く足の踏み場もない状態の場合、”ゴミ屋敷”とひとくくりにされがちですが、状況を見極めて対応することが求められます。

    CLO資格認定プログラムは、これから現場に出たい、もっと自信をもって様々な現場にいけるようになりたい方にも受講をおすすめします。年2回募集を行っております。詳細は資格の案内ページをご覧ください。
    吉村あきこ
    吉村あきこ

    ライフオーガナイズ?ライフオーガナイザーって何?という方はライフオーガナイズ入門講座の受講をおすすめします。 ライフオーガナイザーに興味がある、という方は、ライフオーガナイザー2級資格認定講座の受講を、ライフオーガナイザーとして活動したい!という方は2級受講後、ライフオーガナイザー1級資格認定講座を受講ください。


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