現場だけでなく日常生活でも活かせる、CD状態にあるクライアントの基礎知識講座

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2024.05.02

専科講座

現場だけでなく日常生活でも活かせる、CD状態にあるクライアントの基礎知識講座

吉村あきこ

CLOプログラムディレクターの吉村あきこです。ライフオーガナイザー向けに「CD状態にあるクライアントの基礎知識講座」を開催しました。

日本ライフオーガナイザー協会は、「資格取得はゴールではなくスタート」をコンセプトに資格取得後もスキルアップのための様々なフォローが用意されています。（JALOロードマップ）

その中の「スキルアップ」のステップのひとつ、現場でCD状態のクライアントへのサポートに対面する際に、知らないことによる不安を解消し適切な対応を取るために、

C状態のクライアントについて基本的な知識を学び、「もしかしたら…」と気づける
CD状態でなくても、現場で役にたつ言葉がけのポイントとオーガナイズ手法を学ぶ
もっと詳しくCD状態にあるクライアントへの対応について知りたくなる

ことを目的とした講座です

今回はご家族が片づけが苦手で興味を持ったという方の参加が多い回でした。現場の事例も共有しながら慢性的に片づけられない（CD状態）とはどのような状態なのか、CD状態のクライアントが抱えている困りごとなどワークも交えて、すぐに活かせる関わり方のポイントをお伝えしました。

この分野はとても範囲が広いため、3時間の講座ではすべてをお伝えすることが難しく、終わってから「あれもお伝えした方がよかったかな、こんな話も必要だったかもしれない」ともどかしくなることもあります。

公開の許可をいただいた受講者の声をご紹介します。

浅利麻耶さん

■なぜこの講座に参加しようと思いましたか？
・今後現場作業に出たときに困らないよう知識を入れておきたかったから。
・家族が片づけが苦手なので参考にしたかったから。

■講座のなかで印象的だった場面・キーワードはありますか？それはどんな内容でしょうか？
コミュニケーションのポイント（視覚的・具体的・肯定的）は日常でも十分活用できる内容でとても参考になりました。特に具体的を活用して情報共有に役立てたいと思います。

斉藤明美さん

■なぜこの講座に参加しようと思いましたか？
身内に傾向があると感じているので興味があった。
自分はどうしたらいいのか知りたかった。

■講座のなかで印象的だった場面・キーワードはありますか？それはどんな内容でしょうか？
空間の認識ができない。
あたりまえでない（こんな説明をしながらやるのかと思った）
プロセスを組み立てられない。

植森亜希さん

■なぜこの講座に参加しようと思いましたか？
ライフオーガナイザーの活動を知った時に、メンタルとCDの学びがあるということを知り、学びたいと思っていました。
仕事柄、力になりたいと思ったこともありますし、家族が片付けられず、問題を理解したいと思ったこともきっかけです。

■講座のなかで印象的だった場面・キーワードはありますか？それはどんな内容でしょうか？
片付けられないのは生きにくさの一部というキーワードが印象的でした。片付けにフォーカスしてしまいがちですが、コミュニケーション、社会性、想像力、感覚の分野でもさまざまな困難を抱えていることを前提に、片付けについて捉えるという包括的な目線が、よく考えれば当たり前のことだなと思いました。特に近しい家族では、感情的になり、片付かないということに目線が行きがちです。広い視野で考えることが大切だと改めて感じました。

この講座はCLO資格認定プログラムを学び一定の条件を満たした協会任命講師が開催している講座です。次回は5・6月オンラインでの開催を予定しています。さらに詳しく学びたい、安心して現場に出られるようになりたいという方にはCLO資格認定プログラムの受講がおすすめです。

CLO資格認定プログラムは、現在、6月開講の受講者を募集しています。早期にお申し込みいただくと、6月を待たずに手続き完了からすぐにプログラム動画視聴可能となり、CLOメンバー向け勉強会にも参加いただくことができます。これから現場に出たい、もっと自信をもって様々な現場にいけるようになりたい方にも受講をおすすめします。詳細は資格の案内ページをご覧ください。

吉村あきこ

ライフオーガナイズ？ライフオーガナイザーって何？という方はライフオーガナイズ入門講座の受講をおすすめします。ライフオーガナイザーに興味がある、という方は、ライフオーガナイザー2級資格認定講座の受講を、ライフオーガナイザーとして活動したい！という方は2級受講後、ライフオーガナイザー1級資格認定講座を受講ください。