日本ライフオーガナイザー協会

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祝10周年!JALO2018大阪カンファレンス開催レポート(2)


代表理事 髙原真由美
代表理事 髙原真由美
日本ライフオーガナイザー協会は、協会会員向けに年に2回、紙の会報誌を発行しており、後半に発行されるものはJALOカンファレンスのプログラムとしても使用されます

創刊号は2009年12月1日、大阪での初カンファレンスのときに発刊!

当時は、カンファレンス会場予約にはじまり、プログラムを考え、講演者に依頼し、スライドづくりやこの会報誌の原稿作成まで、全てほぼ自分一人でやっていたかと思うと、当時の私はよく働いていましたね。(笑) 創刊号はデザインから誌面レイアウトまで、印刷会社とゼロから打ち合わせし作っていく必要があったので、かなり大変だったと記憶しています。

「モノとわかれる!生き方の整理整頓」の著者である大塚敦子さんのインタビュー記事に至っては、一人で東京の大塚さんのお宅に伺い、取材と撮影をし、原稿作成と校正全部を手がけ、印刷後の受け取り搬入・配布まで、ある意味ワンストップで行いました。
大塚さんには初カンファレンスの基調講演も担当いただいたのですが、そのオファーもネットで検索し連絡しお受けいただいたという、今考えるとものすごくチャレンジャーでした。この頃とくらべると、今はなんと恵まれた環境でしょうか!スタッフの皆さん、本当にありがとうございます。   

さて前置きが長くなりましたが、10周年記念となるカンファレンスの基調講演は、カンファレンステーマである「The Next Decade(次の10年に向けて)」を受けて、「The Changing Landscape of the Organizing Profession 変わりゆくオーガナイザーの世界」というタイトル。 

講演者は2010年・2013年に続き3度目の来日をお願いした、私が尊敬するアメリカ人オーガナイザー、ジュディス・コールバーグ氏です。

今後10年間で、オーガナイズ業界に影響を与えるトレンドとして、

  • テクノロジー 
  • 住居と「モノ」の変化 
  • オンデマンドのライフスタイル 
  • ギグエコノミー 
  • ベビーブーム世代の高齢化 
  • エンド・オブ・ライフ(終末期の)オーガナイズ 
  • 災害への備え 

の7つのキーワードをあげながら、「クライアントのために、機械(AI)にはできないことで人間にできることは何なのか?」を考えさせる内容でした。 

結論として、ライフオーガナイザーの仕事は、単なる片づけ屋さんではなく、暮らしの体質改善のためのパーソナルトレーナーであり、暮らしを最適化しQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を支援するプロフェッショナルであるゆえに、AIと共存しながら、生き残っていくことができる、また今まででは考えられなかったような分野への進出も見込める将来性のある仕事である、というふうに私自身は受け止めました。
※QOLは、知恵蔵の解説では「物理的な豊かさやサービスの量、個々の身辺自立だけでなく、精神面を含めた生活全体の豊かさと自己実現を含めた概念」と紹介されています。

そしてこの基調講演を受けて、次のプログラムはパネルディスカッション。 私がコーディネーターをつとめ、アメリカ・オランダ・中国・日本で活躍するライフオーガナイザー7名をパネリストにむかえ、この仕事をはじめた頃と現在で変わったことと感じていること、変わっていないと思うこと、この先、AIに仕事を奪われることなくLOとして生き残っていくためへにそれぞれ意識したいことや、やっていきたいことについてディスカッションしました。 

祝10周年!JALO2018大阪カンファレンス開催レポート(3)ではパネルディスカッションの模様をレポートします。(1)はこちらから。
代表理事 髙原真由美
代表理事 髙原真由美

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