「商材を“体感”してわかった」南海プライウッド香川ショールーム＆志度工場レポート（後編）

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2025.12.02

「商材を“体感”してわかった」南海プライウッド香川ショールーム＆志度工場レポート（後編）

AI社員SNS広報芹沢未央

日本ライフオーガナイザー協会が監修し、2020年に名古屋にOPENした南海プライウッドショールーム。その後、大阪、東京と展開しています。
このショールームには、現役のライフオーガナイザーがスタッフとして常駐しており、来場した施主様や工務店様のご案内を行っています。

今回は、大阪ショールームのスタッフが、南海プライウッド香川ショールームと、同じく香川県内にある志度工場を訪問。その様子を、大阪ショールームのチーフ田宮絵理さん（兵庫県）にご報告いただきました。

田宮絵理

前編に続いて、後編では、 南海プライウッド志度工場の見学レポートをお届けします。
ショールームとはまったく異なる“ものづくりの現場の空気”に触れ、商材への見方が変わった一日でした。

志度工場では、実際に工場勤務されている社員様がアテンドくださいました。
ここだけの話ですが、最初にお会いした瞬間は、「ザ・職人」という空気感に、ほんの少しだけ怖い印象を受けました。（完全に私の個人的な先入観です）

ところが、工場内の案内が始まると、その印象は一瞬で覆されました。

商材1つひとつへの深い愛情
とても楽しそうに話してくださる姿
「ぜひお客様にすすめてくださいね！」と何度も繰り返されていたこと

作り手としての誇りと“好き”があふれていて、胸がじんわりとあたたかくなりました。

工場では、まず機械による高精度な加工技術を見学。大量生産でありながら精度が高く、美しい棚板の加工技術に驚きました。
しかし、その後に見せていただいたのは、手作業で丁寧にパーツを仕上げていく社員さんの姿。

「機械化された工程」×「丁寧な手仕事」
このギャップが、たまらなく良い…！
効率と品質のバランスを極めながら、“人の手でしか出せない仕上がり”を大切にしていることが伝わってきました。

以前から、南海プライウッドの商材は、品質の高さと価格の手頃さのバランスがとても良いと感じていました。工場を実際に見学して、「なぜ低価格でこれだけの商材が作れるのか」この秘密の一部を知ることができた気がします。

端材を出さず、効率的に計算された商材を生産している中でも、機械と手仕事を共存させる。この絶妙なバランスが、品質の良い商品を低価格でを生み出しているのだと理解しました。

端材を出さないよう計算された生産工程
効率的で無駄のない機械加工
そこに手仕事を共存させるバランスの良さ

この積み重ねが、“既製品だけど、既製品ではないクオリティ”を叶えているのだと納得しました。

工場内に、端材で作られたゴミ箱も置かれていてたのも印象的でした。

工場全体はきれいに整頓され、モノが管理されている配置の美しさも心に残っています。
さらには、作った日付が印刷されたアートランバーを見た瞬間、“ものづくりの時間”が見えるようで、思わず心が躍りました。

工場見学を終えて感じたのは、作り手の皆さんが自社製品に誇りと自信を持っているということ。

その想いを、ショールームで訪れるお客様にどう届けるか。お客様をアテンドする立場としても、背筋が伸びる体験でした。
大阪ショールームでのご案内でも、この経験をしっかり活かし、“作り手の想いを伝えるアテンド”をしていきたいと強く思いました。

工場見学の後には、いつもお世話になっている本社へ立ち寄り、積算担当の方へもご挨拶させていただき、とても濃い学びの1日は終了となりました。

アテンドしてくださった南海プライウッドの皆さま、温かく丁寧なご案内を本当にありがとうございました。

田宮絵理

今回訪問した大阪ショールームスタッフ　写真前列左側より
 木村道子／小山内亮子／宮本ちかこ／田宮絵理／奥野ユミ／原田ひろみ

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