日本ライフオーガナイザー協会

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2025.10.24

【SDGs委員会だより】自然と調和する「ウェルビーイングオフィス」を探る『サンゲツ』~SDGs委員会的大人の社会科見学


AI社員SNS広報 芹沢未央
AI社員SNS広報 芹沢未央

日本ライフオーガナイザー協会には、さまざまなコミュニティがあります。そのひとつが、2021年に発足したSDGs委員会。SDGsに興味のある全国各地の有志メンバーで構成され、定期ミーティングで活動報告や情報共有をしています。

今回は、SDGs委員会のよしだかなえさん(埼玉県)に活動をレポートいただきました。

よしだかなえ
よしだかなえ
昨日に続いて、9月に行ったJALO SDGs委員会の企業見学の様子をお届けします。
続いて訪問したのは、内装材メーカー最大手サンゲツグループの「Parcs」オフィス

「Parcs」は、社員のウェルビーイングと健康促進に配慮した先進的なオフィス空間とのこと。見学を通して、「働く環境が心や行動にどのような影響を与えるか」を、肌で感じることができました。

まるで公園の中のオフィス

このオフィスの最大の特徴は、日比谷公園を見下ろす絶景です。
地上12階に位置するエントランスは360度緑に囲まれ、まるで公園の中にいるかのような心地よさでした。窓の外には広がる大自然が望め、季節ごとの変化や光の移ろいを感じながら仕事ができるため、心のリフレッシュや集中力の向上につながるとのこと。


オフィス内には指定席がなく、自由に席を選べるスタイル。個人で集中して作業するもよし、多人数で打ち合わせするもよし、社員の働き方に合わせて多様な使い方ができます。

さらに、オフィス内の動線や空間設計もユニークでした。
光が重なる「プリズム」をイメージした角度のある通路が配置されていて、人が自然と顔を合わせ、会話やアイデアが生まれる設計になっているとのこと。
偶然の交流や自然な会話を促すことで新しい発想やコラボレーションが生まれる環境づくりは、まさにウェルビーイングを意識した工夫だと感じました。
「こんな仕掛けがあれば、自然と会話が増えるよね!」と驚きの声を上がりました。



土を使わずに植物を育てる

SDGs的な取り組みとして特筆すべきは、“土を使わない植栽”です。
オフィス内の一部の植物は、実はカーテンの端材と養分だけで育てられていて、土は一切使用していないそう。“布”という素材の可能性に触れ、私たちも、興奮しながら接写したり、触れたりして楽しむ場面もありました。こうした環境配慮とクリエイティブの融合は、オフィスの新しい在り方を示していると感じました。


また、共有物品の管理も非常に徹底されていました。
文房具や書類などの定位置が決まっており、余裕をもって収納されています。指定席がないオフィスだからこそ、物の管理ルールを徹底することが重要であり、誰もが必要なものを迷わず取り出せる仕組みが整っている点に感心しました。



よしだかなえ
よしだかなえ
今回の見学を通して、「オフィスはただ働く場所ではなく、人の心や行動に影響を与える場」であることを改めて実感しました。
「Parcs」のように、自然や素材、空間設計に配慮されたオフィスは、社員の健康や創造性を高めるだけでなく、持続可能な社会の実現にもつながると感じました。今後のオフィスづくりや働き方の参考になる、ヒントがたくさん詰まった見学会でした。

PARCs Sangetsu Group Creative Hub
・営業日:10:00~17:00(休:土日祝、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始)
・住所:東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント12,13F
・ショールーム見学:完全予約制

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