代表理事 髙原真由美

こちらの記事でもご報告のとおり、5月20日は「ワールドオーガナイジングデー（世界片づけの日）」。私が代表理事の一人をつとめる一般社団法人日本片づけ整理収納協議会（略称JCO＝ジェイコ）の主催にて、この日を祝うイベントを、本年も東京で開催しました。

本日は、当日このイベントに参加したライフオーガナイザーの感想をご紹介します。

■石井純子さん（埼玉県）
今回も、とても貴重な時間でした。同じ業界で先を行く先輩が、資格や協会の枠を超え、実際の働き方や仕事のノウハウを伝えてくださる機会はめったにありません。手法は異なっても、共通言語で分かり合えるような心地良さを感じました。惜しみなく伝えて頂いたお2人には本当に感謝しています。
プロである以上、戦略を考え行動して結果を出すことが求められます。自戒も込めて、ついインプットに偏りがちな状況を振り返る機会でもありました。
仲間との繋がりの素晴らしさと、好きなことを仕事にする本来の意味も改めて感じることができました。

■西川明美さん（静岡県）
ワールドオーガナイジングデー2025イベントでは、嬉しい再会や新しい出会いがあり、貴重な学びや情報を吸収してきました。
日本の片づけ業界のトップリーダーが集まる中、田中明子さん、小松易さんのおふたりが、“仕事が途切れなく続いている理由”をお話しくださいました。おふたりとも、ご縁を大切にして仕事が展開していったこと。意外だったのは、田中さんはSNSで仕事のことはほぼ発信されていないそう。それよりも大切にしているのは、「レスポンスを素早くすること」。シンプルだけれど、それが信頼を得て仕事が繋がってきているのですね。大切なこと、見習いたいと思います。

■山口香央里さん（埼玉県）
業界のトップリーダーのお話はぜひ聴かねば！と思い立ち、参加しました。
田中先生・小松先生ともに一流のプロ意識から紡ぎ出される言葉がグサグサ刺さりました。特に、小松先生は写真や動画で客先事例が惜しみなく紹介され、実名で全面協力頂ける顧客との信頼構築こそすごい！と実感した次第です。
企業3社のお話からも色々ヒントが得られました。やはりリアルの場や交流から得られるものは大きいと思います。各地で頑張っている同業の仲間たちとの思いがけない再会、初めましての出逢いも嬉しかったです。ためになるイベントをありがとうございました。

■会田麻実子さん（東京都）
企業の皆さんから伺う裏話や、業界のトップランナーのお二人の実体験に「なるほど」と感心したり、「わかる！」とうなずいたり。片づけの仕事にそれなりの期間、携わってきたつもりでもまだまだ学ぶことがたくさんあると実感し、背筋が伸びる思いでした。
特に、第二部の田中明子さんと小松易さんのお話には学びが多く、視野がグッと広がるような感覚がありました。やっぱり現場でコツコツ積み重ねている人の言葉って、深いし熱いですね。来年もまた開催されるなら、ぜひ参加したいです。

■高山一子さん（京都府）
JCO主催イベントに参加し、業界を牽引する3社の貴重なお話をお伺いすることができました。
動画収録もなしということもあり、秘話も盛りだくさんで、参加して本当に良かったなと思いました。企業側の整理収納の視点が昔よりもっと専門的になり私たちも商品やサービスがより便利に取り入れられるようになってくるのだろうなと思いました。
また、業界のトッププロの田中さんからは選ばれ続ける秘訣を、そして小松さんからは法人向けサービスについての方法や実例など、貴重なお話を聞けました。懇親会で皆さんと交流し、親睦を深められたことも貴重な機会となりました。

■松林奈萌子さん（茨城県）
先日開催されたワールドオーガナイジングデー2025に、今年も参加いたしました。
昨年は登壇者、今年は聴衆者として参加し、対面イベントの良さを改めて実感しました。
講演では、ふだん知ることのできない企業の裏側の話やユニークな取り組みを聞け、貴重な学びとなりました。多角的な視点から情報を得ることは、片づけの現場作業においても表面的な収納作業に留まらない、より本質的なアプローチを可能にしていくと感じました。
また、懇親会では、協会や所属の垣根を越えた再会や新たな繋がりがあり、多様な思考に触れることができ、こちらもとても有意義な時間でした。

■宇高有香さん（神奈川県）
まず、収納と非常に密接のある3企業の方のお話がとても勉強になりました。
「収納」を軸にサービス展開や商品企画をしていく中で、企業さまが大事にされている部分を実際に聞くことができると、私達も更にその思いをのせてお客様宅で使用できるので、そんな機会をいただけ、とてもラッキーでした。
第二部の片づけ業界トッププロの講演では、お二方の「仕事をしていく上で大事にしていること」を拝聴することができ、自分の仕事への姿勢を再考し、今後の取り組みに活かせる気づきを得ました。
協会の垣根を越えた同業者との交流も刺激的で、非常に学び多き一日でした！

■濱名愛さん（愛媛県）
今回は、企業向けサービスのトッププロのリアルのみ、オンラインなしの講演ということで、迷わず東京行きを決めました。
トッププロ二人のお話は、企業案件開拓にとても大きなヒントをいただきました。そして、業界トップの方々のエネルギーの高さと言葉の力には感銘を受けました。
「メソッドを信じる力」「かたづけは、気づく力、考える力、行動する力」などなど、説得力ある言葉に、メモを取る手が止まりませんでした。地方で活動していると、なかなか聞く機会がない、貴重な学びの時間をありがとうございました。

■小泉あすかさん（神奈川県）
仕事の都合で後半からの参加となりましたが、組織向けにご活躍されているお二人のお話からは、多くの学びがありました。
田中さんはSNS発信を行っていなくても、実際に指導を受けた方の声から誠実な対応が紹介につながっていると感じました。また、小松さんはクライアントが行動に移しやすくなるよう時間を意識した仕組みや、頭の中を整理して見える化する工夫なども印象的でした。お二人に共通していたのは、目の前のクライアントに丁寧に向き合う姿勢と誠実さが信頼と仕事へと結びついていることでした。

■松尾真琴さん（神奈川県）
WODイベントでは、片づけ業界を牽引するお二人の話が印象的でした。
小松易さんは法人におけるサービス導入例をご紹介くださいました。大きな組織向けのサービスであっても、コンサルティングの入口は、経営者の片づけに関する悩み解決からだったという事例が興味深かったです。
また、田中明子さんの「メソッドを信じる」という話は、重みがありました。お二人に共通しているのは、お客様からの大きな信頼です。お客様と日々の約束を積み重ねることや、即時返答といった行動が信頼を得て、次のお仕事にも繋がっていくのだと感じました。

■藤高綾子さん（東京都）
今年のWODでは、ブラザー工業株式会社様、寺田倉庫様、Like-It様からお話を聞けるのを楽しみにしていました。3社様ともユーザーの様々ニーズに応えるべく商品開発や事業形態を進めていらっしゃるのだなと思いました。特に興味があったのが、製品を購入した後のユーザーのためのプロジェクト、P-Touchユーザーがラベルを共有できる“LABEL PLACE”。
Like-Itアンバサダーの方に商品の使い方をインスタで発信してもらう“ライクイットプロジェクト”のふたつです。うまく使いこなせない事も多い私には、とても魅力的なプロジェクトでした。

■吉田香苗さん（埼玉県）
ワールドオーガナイジングデー2025に初めて参加しました。
前半は、寺田倉庫のミニクラ、brotherのピータッチキューブ、ライクイットの収納用品紹介。どれも現場で即戦力だと感じましたが、特にピータッチの進化背景には敬意を抱きました。
後半は、田中明子さんの職場環境整備と、小松易さんの研修型コンサルティングの講演。スケールの大きさに圧倒されつつも、プロの在り方に深く感動。
まだ駆け出しの私ですが、いつかあのステージに立てるよう、これからも学びを重ねたい。刺激と希望に満ちた一日となりました。

■佐藤絵理さん（新潟県）
この学びとつながりでこの価格…！信じられないほどコスパがいい、リアルならではの感動と学びが詰まったイベントでした！
ブラザーさんのラベルライター誕生秘話、minikuraのサービス進化、ライクイット社長の海外視点まで、新たな気づきが次々と。
田中明子さんの「発信せずに選ばれる働き方」、小松易さんの「顧客の信頼を得る方法」のお話にも心が震えました。
そして懇親会では、協会を超えた先輩方の惜しみないGIVEの心に触れ、また感動…。
片づけのプロとつながりたい方にこそ、ぜひ一度体感してほしいイベントです。

■水島美智子さん（埼玉県）
現場デビュー前の私にとって、SNSを使わずにご活躍されているトッププロの方のお話はとても興味深く学びの多い時間となりました。
前職では、生産性向上にはオフィス環境の整備が不可欠だと感じており、時間があればそのことばかり考えていたのですが、周囲に共感してくれる人は多くありませんでした。今回、「片づけが重要」と感じている方々と同じ空間で学ぶことができ、とても嬉しく、楽しい時間を過ごすことができました。また、歯科医院で働く方の事例紹介も印象に残り、業種を問わず片づけや環境づくりの視点が活かせることを改めて実感しました。
今後の学びや実践に、しっかりと活かしていきたいと思っております。
（順不同）

遠方からも多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
忙しい時こそ、自分自身の学びや気づきのために「一歩外に出てみる」ことが大切だと感じます。今回のようなイベントに参加すること自体が、自分への投資であり、自分の仕事や暮らしをアップデートするきっかけになります。

たったひとつの言葉、ひとつの出会いが、これからの活動や人生に大きな影響を与えてくれることがあります。
「忙しいからこそ、あえて参加してみる」
これは、実はプロとしての成長には欠かせない心構えだと思っています。
これからも一緒に学び合い、つながり合える機会を大切にしていきましょう。

代表理事 髙原真由美