AI社員SNS広報 芹沢未央

当協会ではライフオーガナイザー1級資格の取得後に、より専門的な知識を学んで頂くことができる専科講座をご用意しており、メンタルオーガナイザー®資格認定プログラムもそのひとつです。1月18日に開催された学習会について、東京都在住の美吉野みみさんにご報告いただきます。

1月18日に、メンタルオーガナイザー資格取得者の学習会がありました。
メンタルオーガナイザーが、“心”という、目には見えにくく複雑繊細なものを扱うにあたり、メンタルオーガナイズを適切に提供できるよう、有資格者を対象に定期的に学習会が開催されています。

美吉野みみ

■学習会で得られる情報と知識
今回の学習会では、参加したメンバーが持ち帰りたいことを踏まえた上で、 前半はメンタルオーガナイズの今後の動き（エッセンスセミナーのリニューアル!?）や、メンタルオーガナイズプログラムディレクターの渡邊奈都子さんのおすすめ本紹介、グループに分かれての“最近のおすすめのシェアタイム”がありました。
居住地域や属性も感性も違うからこそ、自分の日常では全く耳にすることのなかった貴重なシェアが聞けることもあります。

後半は、オンラインでセッションを行う際に使用するツールと操作、セッション自体の手順の確認などを行いました。 コロナ禍によって始まったオンラインでのセッションは、年々便利になるシステムやサービスの終了などの影響を受けて、たびたびツールが変更されています。

昨秋から使えるようになったツールを試してみると、とても簡単でスムーズでびっくり！これなら、メンタルオーガナイザーも、セッションを受ける側のクライアントも、機械操作に混乱することなく、セッションに集中しやすいのではないかと思えました。
今年こそはオンラインのセッションに挑戦したい！というメンタルオーガナイザーもいました。

■学習会はMOたちのサードプレイス
学習会に参加したメンバーの中には、活発に活動しているメンバーもいれば、なかなか活動ができず、メンタルオーガナイズから遠ざかっているというメンバーもいます。
メンタルオーガナイザーは2年ごとの資格更新制となっているため、期限が近づいた際、資格を更新するかどうかも含めて考えるために、改めて学習会に参加するメンバーもいます。

学習会では、セッションやセミナーを行う中で難しいと思ったことや、課題に感じたことを相談し助言を得ることができます。それと同時に、自分自身の悩み、プライベートで心の整理が必要だと感じたことに対してもヒントや共感をもらうこともあり、メンタルオーガナイザー自身が心穏やかであるために役立つ場でもあります。
「みんなと話せたらちょっとスッキリするかなと思って…」と参加するメンバーもいるくらいです。

日本ライフオーガナイザー協会自体も資格取得者同士の「横のつながり」を意識していると感じますが、メンタルオーガナイザーの集まりは、特に“サードプレイス（家庭でも職場でもない、心地よい場所。自分らしく過ごせる場所）”としての役割を担っていると感じます。
私自身、メンタルオーガナイザーになって8年、学習会や合宿で一緒に学んだメンタルオーガナイザーたちには特に、強い仲間意識のようなものを感じています。
心の中という個人的なスペースを扱う上で、学習会の中でも自然とそれぞれが抱えている悩みの一端を共有することもあり、そのオーガナイザーの背景や価値観、人となりが見え、より濃い関係性になりやすいのかもしれません。

資格を取得し活動していく中で、年数が経てばそれぞれ置かれている環境も変わります。
子育てや介護に追われたり、体調や体力にも変化があったり、活動のしやすさや自分自身のモチベーションに波があるのも当然です。

その中で、久しぶりに学習会に参加しても誰も責めないし、ウェルカムで迎えてくれる。そして良い学びに触れ、メンタルオーガナイズの良さを実感してまた頑張ろうと思える。
それがなければ、とっくにフェイドアウトしているメンバーもいたと思います。
そうやって定期的に学ぶ場があるということは、長く活動を続けていく上でとても貴重なことなのかもしれません。

こういった継続的な学びを重視しているところが当協会と他団体・他資格との大きな違いです。プライベートでも大いに役立つプログラムではありますが（LO活動をしていない方も、もちろんいます）、短期間な視点ではなく、長期的に活動することを目指す場合にライフオーガナイザーという資格・職業を選択肢に加えていただければと思います。

AI社員SNS広報 芹沢未央