AI社員SNS広報 芹沢未央

当協会では1級資格の取得後に、より専門的な知識を学んで頂くことができる専科講座をご用意しています。そのうちのひとつが、「片づけ脳力®トレーナー資格認定講座」。

こちらの記事やこちらの記事でもご案内のとおり、2025年春に、大幅にリニューアルしました。
このたび、講師を務めるメンバーの勉強会が開催されました。講師のおひとりである伊藤千晴さん（岐阜県）に、勉強会の様子をレポート頂きます。

伊藤千晴

片づけ脳力®トレーナーの伊藤千晴です。
今回、小学生を対象とした「あいうえおかたづけ講座」のリニューアル版で、ママ向け「親と子どもにやさしい片づけ講座」の勉強会に参加しました。

遊びながら学べる「かたづけかるた」は小学生に大人気

かたづけかるたを使った「あいうえおかたづけ講座」は、片づけが楽しく学べると大好評。毎年、授業のご依頼をいただく小学校もあるくらいです。
その授業で、私が子どもたちに必ずする質問が、「片づけなさい！」と親から言われたことがあるかどうか･･･。
この質問、実は、ほぼ100％の確率で手が挙がります。
子どもたちは「うちのお母さんすごく怖いよ」「突然怒り出すからイヤ〜！」と家での様子を素直に語ってくれて、教室でどっと笑いが起こります。

この授業が終わった後の子どもたちからは、以下のような感想を頂きます。
・帰ってから家族に片づけを教えたい。
・お母さんに言われる前に片づけられるようにがんばります。
・片づけをすると気持ちがいいし、自分のしたいこともいっぱいできる。探しものがすぐに見つかるということがわかりました。

今までは、怒られてから仕方なくやっていた片づけから、主体性を持って取り組もうとする姿勢に変わるように感じます。

我が家にとってちょうどいい片づけが学べる

リニューアルした「親と子どもにやさしい片づけ講座」は、主に未就園児から小学生のママを対象とした講座です。個人差はありますが、まさに、この時期の子どもたちに楽しく片づけを教えるための秘訣がたくさん盛り込まれていました。

今回参加した勉強会では、講師の中村さんのご自宅の実際の様子を拝見できるスライドや事例説明があり、とてもわかりやすく、共感の嵐でした。

講座で学べることは主に３つ
　・「片づけなさい！」は伝わらない
　・捨てるからはじめない
　・子どもの成長に合わせた片づけ

その中でも特に印象的だったことは、子どもへの声がけです。
具体的には、細かく丁寧に伝えること。
例えば「片づけなさい！」ではなく「えんぴつを使い終わったら、ここに戻そうね」など、具体的な動作を伝えることです。

ちょうどいいモノの量、ちょうどいい片づけのタイミング、ちょうどいい片づけ方など、ご家庭によってさまざまですが、成長に合わせた片づけを学ぶことは、子育てにも重要な影響があると感じました。

片づけは親子のコミュニケーションから

忙しい毎日を過ごしていると、ただ目の前のモノだけに意識が向きがちです。
片づけとは、単なる整理整頓だけではなく、親子のコミュニケーションが深まる機会でもあります。日常では話さないような話題になることもありますし、何より、このような時間を共有することで、親子の信頼関係が生まれます。

片づけられなかったわたし自身の経験から、片づけを通して子どもが学ぶこと、親が感じることはたくさんあると実感しています。今後もこうした講座やサポートを通じて、子育て中のパパ、ママの暮らしが少しでも楽になり、かけがえのない子どもとの時間を楽しめる、そんなお手伝いができたら幸いです。

自治体や学校でも大変喜ばれているこの講座。「興味がある！」という方は、ぜひ全国の片づけ脳力®トレーナーにお気軽にお問い合わせください。

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